「玉手箱のように監督の思いが溢れる作品!」「疑似体験っぽくて楽しかった!」「今を生きることについて考えさせられる!」
上映中【2020年7月31日(金)公開】
『時をかける少女(1983)』などの名匠・大林宣彦監督が、故郷である尾道を舞台に、無声映画やトーキー、アクション、ミュージカルなど様々な映画表現を用いて描く戦争ドラマ。3人のメインキャストとそれぞれの運命のヒロインを、厚木拓郎、細山田隆人、細田善彦、吉田玲、成海璃子、山崎紘菜が演じるほか、常盤貴子、武田鉄矢、稲垣吾郎、浅野忠信、満島真之介ら豪華キャストが参加する。-Movie Walker-
あらすじ<STORY>
尾道にある海辺の映画館「瀬戸内キネマ」の閉館に合わせ、「日本の戦争映画大特集」のオールナイト上映が行われた。これを見ていた3人の青年は、突如劇場を襲った稲妻の閃光に包まれ、スクリーンに映し出されている世界にタイムリープしてしまう。戦争の歴史を身をもって体験していく彼らは、やがて原爆投下前夜の広島にたどり着き、そこで移動劇団「桜隊」に出会う。
●キャスト●
馬場毬男 | 厚木拓郎 |
---|---|
鳥鳳介 | 細山田隆人 |
団茂 | 細田善彦 |
希子 | 吉田玲 |
斉藤一美 | 成海璃子 |
芳山和子 | 山崎紘菜 |
橘百合子 | 常盤貴子 |
爺・ファンタ | 高橋幸宏 |
杵馬(瀬戸内キネマ支配人) | 小林稔侍 |
中野章三 | |
ヤニック | |
坂本龍馬 | 武田鉄矢 |
西郷隆盛 | 村田雄浩 |
大久保利通 | 稲垣吾郎 |
酒匂(苦力姿) | 浅野忠信 |
浅野深夫上等兵 | 渡辺裕之 |
千利休 | 片岡鶴太郎 |
能を踊る男 | 南原清隆 |
宮本武蔵 | 品川徹 |
お通 | 入江若葉 |
川島芳子 | 伊藤歩 |
男の子の母 | 寺島咲 |
尾美としのり | |
中岡慎太郎 | 柄本時生 |
芹澤鴨 | 蛭子能収 |
お李 | 根岸季衣 |
宮地節子(列車のおばさん) | 渡辺えり |
有坂来瞳 | |
ミッキー・カーチス | |
映画監督(小津) | 手塚眞 |
映画監督(山中) | 犬童一心 |
星豪穀 | |
金井浩人 | |
滝上等兵/軍曹(日本軍駐屯地) | 本郷壮二郎 |
愛姫(滝の中国女) | 川上麻衣子 |
金城亀吉(村長) | 大森嘉之 |
大場泰正 | |
男の子の父 | 長塚圭史 |
金城亀二 | 満島真之介 |
丸山定夫 | 窪塚俊介 |
奈美子 (新聞記者・爺・ファンタの娘) | 中江有里 |
老婆(チケット売場) | 白石加代子 |
加也を刺す上官/車掌/倉庫番A | 笹野高史 |
映画館で幸せそうに居眠りする客 | 犬塚弘 |
●スタッフ●
監督 | 大林宣彦 |
---|---|
脚本 | 大林宣彦 、 内藤忠司 、 小中和哉 |
映画『海辺の映画館-キネマの玉手箱』を観た人の感想、評価、口コミ
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◉大林宣彦監督の遺作『海辺の映画館-キネマの玉手箱』。
最初に映し出される映像が、
サツゲキの一番スクリーンに映えて、初っ端から涙が流れてしまった。
今作のためにサツゲキは造られたんじゃないかと思うほど。
ぜひサツゲキの一番スクリーンで観て欲しい。
◉大林監督「海辺の映画館 キネマの玉手箱」観たよ。
紀子ちゃんの最後は、つかさんの「広島に原爆を落とす日」原作を思い出した。
そして帰り道に本屋で中原中也詩集を探す。
丸山定夫さんの本は部屋に積んだままだったな。読まないと。
◉『海辺の映画館 キネマの玉手箱』
突拍子でもない奇想天外な話運びだけれど、
作品を通じて訴えたいことが明確なので戸惑うことなく映像に心を委ねられた。
で、この映画見て感じたことをどう日常に持ち帰るか、よね。
◉『海辺の映画館 キネマの玉手箱』観てきた。
監督の残したい、
伝えたいという思いのままに撮られた映画という印象を受けた。
面白いかどうかはともかく、情熱は感じた。
たまにある。こういう映画があってもいい
◉「海辺の映画館~キネマの玉手箱」鑑賞しました
驚きの映画体験で玉手箱のように監督の思いが溢れる作品でした
思い切って来てみて良かった
◉『海辺の映画館 キネマの玉手箱』
"映画は最先端のタイムマシン"
大林監督の平和への願い,映画の歴史と愛情を詰込んだ魔法の玉手箱。
観客は浦島太郎の如く歴史を遡る。
尋常でない情報量が編集という想像力で物凄い速度で紡がれる。
監督の言い残す事は無いと言わんばかりの
最期の講義に戸惑いながらも必死に食らいついた
◉映画『海辺の映画館-キネマの玉手箱』鑑賞
ぶっ飛ばされた。映画という嘘が観客の手によって真と化す瞬間。
それは時に愉しく、時に残酷なもの。
フィルムに刻まれた歴史は変えられないが、これからの未来は変えられる。
大林宣彦が全ての観客たちへ託した言霊を確と受け止めた。
文句無しの今年暫定ベスト。
◉『海辺の映画館 キネマの玉手箱』観る。
大林監督、最初から秒速300キロで爆走してると思ったら
急に静かで優しい運転になるので、その落差が凄くてこわい。
戦争への怒りが活力として炸裂する3時間。
原色、中原中也の詩、雨が現実と虚構を曖昧にしていく。
めて『HOUSE』『さびしんぼう』観た時の
戸惑い→混乱→順応の過程を再び味わったので、
この先もまだまだ撮り続けるつもりだったんだろうなと感じたりする。
その人を忘れなければその命は想いと共に
内側に残り続けることをこうも真っ直ぐ描かれると、
映像全体の濃さに驚きつつも心に深く残るから不思議だ。
◉「海辺の映画館 キネマの玉手箱」
冒頭、爺・ファンタが語る通り「映画こそがタイムマシン」。
歴史と映画が溶け合い、演者と観客が融合していくのを見つめ続けるうち、
これは大林監督から平和や私たち、
そして映画への最高のラブレターであり遺言状なのだと噛み締める。
◉大林宣彦監督の映画「海辺の映画館 キネマの玉手箱」
文字通り命を削って制作されたこの遺作、
大林作品を全部観ているわけではないですが
本当に素晴らしい!お薦めの映画です!
◉【海辺の映画館 キネマの玉手箱】
三時間長かったー!戦争パートも多いし心もしんどい。
けど「映画」への希望がいっぱいでだから
映画を見るのだと、好きなのだと思わされる。
満島真之介の静かで優しい画がとてもよかった。
「終戦75年の8月初め、大林宣彦監督の遺作を見れて、
とてもよかった。」☆4.0
◉『海辺の映画館 キネマの玉手箱』
★★★★★
大林宣彦 遺作を見届けねばと義務感5割で臨んだが、
最期にして最高な、堂々の大作
舞台は尾道の映画館、観客3人が、
戦国の世から続く日本の戦争の歴史絵巻に入り込んでいく
無駄の無い、というかギュウギュウに詰め込んだ3時間
すごい土産を置いて行った
内容詰めて詰めてやっているんだけど、
武田鉄矢に坂本龍馬やらせたり、高橋幸宏にドラム叩かせたりと、
余裕、遊び心はキープしているのが青年の主張とは違う巧さ
◉『海辺の映画館 キネマの玉手箱』
序盤から「何これ初めて!」みたいな奇想天外の映画体験。
滅茶苦茶で何これとは途中で思いましたが、
段々色濃く映し出される映画への愛と反戦のメッセージ。
映画の可能性を広げてくれた。図らずも遺作になってしまった、
けども監督の魂は確実にこの映画に生き続ける。
◉『海辺の映画館 キネマの玉手箱』
相当強烈でありながら、壮大で素晴らしい戦争映画だと思います。☆
ぼくみたいに、途中までわけわからなくても、
どうか最後まで見てください、最後の最後に、力強いメッセージが待っているので!
その代わり、かなり体力のいる作品ではあります。
◉『海辺の映画館―キネマの玉手箱』観た。
戦争映画の中に入り込む観客たち、それを客観視する老人とナレーション。
そんな多重にメタな構造の中、リフレインする「平和」という言葉。
大林監督の遺作となった本作も相変わらず唯一無二の混沌だった。
◉『海辺の映画館 キネマの玉手箱』。
闘病中の大林宣彦監督の新作。
映画愛と反戦への思いを絡ませた3時間の大作。
膨大なカット数!映像の遊びが目立ち、絵本を広げたような華やかさ。
日本の戦争の歴史を江戸期まで遡り、多くの偉人も登場する。
少々疲れるけど、壮大な旅をしたような気分になった。
◉「海辺の映画館 キネマの玉手箱」
武田鉄矢の坂本龍馬と柄本時生の中岡慎太郎が
近江屋で襲撃されてる横で南原清隆が能を舞い
片岡鶴太郎の千利休が茶を立てる、というシーンが
2〜3分で処理されるような映画です。
◉「海辺の映画館 キネマの玉手箱」
熱でうなされてる時に見る夢のような映画だった。
圧倒的な情報量の洪水と、しりとりのように無限に続くイメージの数珠繋ぎ。
夢の中では理屈が通ってると感じているのに起きた後
考えると全然非現実的なあの感覚を目が覚めた状態で味わえる貴重な体験。
◉「海辺の映画館 キネマの玉手箱」
相変わらずのパノラマのような
時系列バラバラで脱線した奇天烈な大林映画だった。
「戦争反対!」を凄まじい情報量で語ってきてクラクラした
あと、あまり宣伝してないけど、大林映画で主役をした
ミュージシャンが話の重要な語り部で全編でてくるのはビックリした
◉『海辺の映画館 キネマの玉手箱』を観賞しました。
人は選ぶ内容だとは思いますが、私はかなり心を揺さぶられました。
今を生きることについて考えさせられますね・・・
◉『海辺の映画館 キネマの玉手箱』
女優さん(たち)のお話なことと様々な時代を
目まぐるしく駆け巡る演出なことなど
以前やはり新文芸坐の今敏オールナイトで観た『千年女優』を連想する映画でした
パンフレットを熟読しつつ少し時間を置いてまた観てみたいと思っています
◉「海辺の映画館/キネマの玉手箱」観た。
あと30年もすればWW2/太平洋戦争の体験者が
地球上から絶滅するって、人類ヤバくない…?
過去から未来/死者から生者/監督から観客へ、
映画という媒体に託された反戦と平和のメッセージ。
一映画好きとして、責務を背負わされたような、特別な作品だった。
◉大林宣彦監督の映画「海辺の映画館-キネマの玉手箱」
戦争とは何か、戦争が市井の人々にどれだけの不幸をもたらすかを描いて、
反戦メッセージを鮮明に打ち出すのだが、そういった意味では
公開が8月のこの時期になったことはかえって良かったのかもなぁ…と観ていて思った。
劇場が増えるといいな。
◉『海辺の映画館 キネマの玉手箱』観ました。
おそらく大林監督が人生の中で触れたり抱いてきた
いろいろな愛情なんだろうなってものが画面や表現からにじみ出たり
あふれ出たりするのを読み取った瞬間、涙がぽたぽたでましたよ……
極彩色で前衛的な演出に混乱してる間につながって進んでいく感覚、
自分がスクリーンの中や異次元異世界などに飛ばされたり
タイムリープしたりしたらこんな感じで頭混乱するのかもなって
疑似体験っぽくて楽しかったです
◉『海辺の映画館-キネマの玉手箱』
相変わらずすごい唯一無二の大林映画だった
ナレーションで大林監督の優しい穏やかな声を聞くたびに涙が出てきた
もう新作を観られないのは寂しい
いつか絶対尾道に行きたい
◉大林宣彦監督の遺作『海辺の映画館―キネマの玉手箱』
大林監督の感じてきたこと、思っていること、遺したいこと、
それら魂の込められた3時間の紙芝居。
極彩色の玉手箱の中で、今まで以上のエネルギーにもみくちゃにされた。
監督のメッセージが、血が流れこむように温かに伝わってきた。
◉『海辺の映画館 キネマの玉手箱』
個人的に大いに不満だったのは…
武田鉄矢が坂本龍馬役でちゃっかり・しれっと・嬉々として出演していること!
年齢的にかなり無理があるし龍馬のイメージが…
憧れているならなおさらルックス的にも性格的にも
全然お呼びじゃないことに気がついてやめておいて欲しかった
◉『海辺の映画館 キネマの玉手箱』
幸宏さんがクレジットされてて、顔見せ程度かと思ったら狂言回し的な重要な役割。
半ズボンとサングラスの姿が格好良かった。ちょっとドラムの場面もある。
あと坂本龍馬の役をまだ武田鉄矢に演らせてた。
もう爺だけど、なんだかんだこれが正解かもな。ええもん見た感。
◉「海辺の映画館~キネマの玉手箱」
を観て来ました。
上映時間が長いので少し心配でしたが、
大林作品の同窓会に参加しているようで楽しかった。
湯原昌幸さんや犬塚弘さん久しぶりにお目にかかれた(  ̄▽ ̄)
あと柴山ちかさんも出演してらしたら最高だったのにな。
監督自身も出演されていた。
◉『海辺の映画館 キネマの玉手箱』
俳優さんで嬉しかったのはやっぱり尾美としのりさんの出演!
(大林監督作品では毎回異常にかっこいい役だけれど今回も)
あと浅野忠信さんは声ですぐわかったけれど、
役柄のせいもあり太ってすっかりオッサンになっていて笑ってしまった
◉「海辺の映画館─キネマの玉手箱」
どうにか言葉にするならば、あれだけ規格外の破茶滅茶なものを見せておいて
じつは隅々まで伏線を張り巡らせたきわめて映画的な作品である凄さ、っていうことに感服した。
どんな頭してんだ大林監督。や、あんな頭か…。3時間まるまる覗き見たわ…。
◉『海辺の映画館─キネマの玉手箱』
大林宣彦監督からぼくたちへの優しくて楽しい贈り物。
生きて、観て、知る。
映画という途方もなくおもしろい娯楽を通じて、強く反戦と平和を訴える。
映画で未来を変えてみようよ─監督の願い通り
「ハッピーエンド」にできるかどうかは、今を生きる自分たち次第だ。
◉『海辺の映画館―キネマの玉手箱』
大林監督の思いがすべて詰まった遺作であり、未来への遺言であった。
映画で歴史は変えられないけれど未来は変えることができるかも知れない…とは、
生前大林監督がよく云われていた言葉。
そのお声を聞き、お姿を見て、泣いてしまった。
◉大林宣彦監督最新作『海辺の映画館 キネマの玉手箱』鑑賞
初心者ながら6月7月と新文芸坐で
『野ゆき山ゆき海辺ゆき』『さびしんぼう』『HOUSE ハウス』
『ねらわれた学園』『青春デンデケデケデケ』『時をかける少女』と観てきた直後だけに
監督の集大成的作品と感じとても楽しめた
◉『海辺の映画館 キネマの玉手箱』
タランティーノにとってのワンハリを思わせる大林宣彦監督の愛の集大成。
リアリティを排した合成とセットで綴られる虚実交えた
日本近現代史は極上の戦争映画でありヒロイン映画であり郷土(尾道)愛映画。
観客を信じ、未来を信じた監督の遺志を真摯に受け止めたい。
◉『海辺の映画館 キネマの玉手箱』
初日、観てきました。
また超えてきた…優に、遙かに。
どんな脳味噌しとんねん…と。
とにかく、ご自身の人生と映画との間に何らかの
関係があると思っている人は必ずご覧になってみてください。
◉『海辺の映画館 キネマの玉手箱』
(大林宣彦)
何というか率直な感想ですけど、
オレは映画が好きで本当に良かったなあと思いました。
スクリーンにただならぬ衝撃を観た時の喜びは変えがたい。
大林宣彦監督、本当にありがとうございました。
◉『海辺の映画館 キネマの玉手箱』
慣れてるつもりでいた混沌に目まぐるしく振り回されて気づいたら
主人公たちと一緒に映画の中に連れていかれて3時間があっという間。
観るというより浴びるの方がしっくりくる。
戦争への怒りをこんなにも自由でパワフルで
エネルギッシュに描く狂気(褒めてます)が凄い。
◉『海辺の映画館 キネマの玉手箱』初日。
いやいや凄かった。恐ろしかった。
最後の最後「監督 大林宣彦」にウルッときました。
◉『海辺の映画館 キネマの玉手箱』
間違いなく大林宣彦の集大成なんだけど、
同時に「巨匠、1ミリも死ぬ気無かったでしょ…」って感じなんだよな。
隅から隅まで超ハイパーエネルギッシュとしか言いようがない。
てか開始5分から凄すぎてこっちが気絶するかと思ったよ
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