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【レビュー】映画『TAR/ター』


【2023年5月12日公開,158分】

4.0
Rated 4.0 out of 5
5段階評価中 ★4.0つ(1レビュー)
最高!名作!観なきゃ損!0%
一見の価値あり!オススメです!100%
普通。時間に余裕があれば。0%
あまりオススメしない。0%
面白くない!時間の無駄かも。0%

 

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【監督・脚本】トッド・フィールド

【キャスト】

リディア・ター ケイト・ブランシェット
フランチェスカ ノエミ・メルラン
シャロン ニーナ・ホス
エリオット・カプラン マーク・ストロング
ジュリアン・グローヴァー

ベルリンフィル初の女性マエストロに任命された女性の苦悩を描くスリラー。『ナイトメア・アリー』のケイト・ブランシェットが主演を務め、「キングスマン」シリーズのマーク・ストロングをはじめ、『燃ゆる女の肖像』のノエミ・メルラン、『あの⽇のように抱きしめて』のニーナ・ホス、「ゲーム・オブ・スローンズ」シリーズのジュリアン・グローヴァーらが出演する。メガホンをとったのは『リトル・チルドレン』のトッド・フィールド。-公式サイト-

あらすじ<STORY>

リディア・ター(ケイト・ブランシェット)は、ドイツの著名なオーケストラで初の女性首席指揮者に任命される。リディアは人並みはずれた才能とプロデュース力で実績を積み上げ、自身の存在をブランド化してきた。しかし、極度の重圧や過剰な自尊心、そして仕掛けられた陰謀によって、彼女が心に抱える闇は深くなっていく。

映画『TAR/ター』を観た人の感想、評価、口コミ

Rated 4.0 out of 5
2023年9月16日

ターを悪人みたいに評価するレビューが多くて意外だ

確かに無神経なところはあったけど、そんなにひどい人かな?

別に悪いことしてないのに人生狂わされる不条理ホラーのように思えた

とはいえターは本質的に音楽をやってれば幸せな人だろうから、ラストはター本人も喜んでやってるだろうと思う

るるる

 

◉『TAR/ター』
頂点まで上り詰めた天才指揮者、肥大化した自意識と傲慢が招いたもの、
尖らせただがどの世界にも通じるとどのつまり極人間臭いドラマ、
不穏な空気が漂い虚を衝かれる展開にはスリラー的な恐怖も感じた、
ケイトブランシェットの演技は言わずもがな、終始圧倒で魂抜かれた。

 

◉『TAR/ター』
面白いが、万人向けではない。
人を貶しれることが得意な天才指揮者が復讐される。

どこまで仕組まれたことか分からないが、日常が少しずつ歪んでいき、ちょっとずつ精神を蝕んでいく。
それを観客も体感させられるので、集中力が要求される。ケイト・ブランシェットの演技力に圧倒される。

 

◉『TAR/ター』
鑑賞

ケイト・ブランシェット様主演。実在の人物かと思ったら完全なフィクションらしい。
かなり解釈が分かれそうな内容だった。

鑑賞後、10人中1人は某有名映画のロケ地を調べるでしょう。

 

◉『TAR/ター』
感想。
あの長台詞の会話と自分の才能と周りに翻弄されて苦しむケイト・ブランシェットの演技が凄い。
才能と人間性の関係や自分の立場への狂気のような固執がホラーチックに描かれており、
不可解な表現による謎と相まって2時間38分という長時間だが目が離せない。
観賞後のこの作品に抱く思いや考えは十人十色だと思う。
ぜひこの超衝撃作を多くの人に見てもらい、様々な感想や考察を聞きたいと自分は思っている。

 

◉『TAR/ター』
あのラスト。衝撃と言えば衝撃だけどよく考えついたなー。
考えついても採用しちゃうかなーってのが混じり合う。
好きだけど大好きなんだけど。気持ちが高揚するね。

 

◉『TAR/ター』
著名な指揮者の盛者必衰を描く
ケイト・ブランシェットの狂気も入り混じった演技が素晴らしい
オープニングのロングインタビューから徐々に不穏な空気が流れ始め、
150分でラストに向かってじっくり彼女の心理状態を描く

長回し多めでケイト・ブランシェットの陰陽どちらの演技も堪能出来るし、オーケストラの素晴らしい音響
作品と作者の関係性について個人的には、分けて考える必要性があると思う
ポリコレへの皮肉も包括した素晴らしい作品

 

◉『TAR/ター』
鑑賞。
何だこの異様に尖った作品は!肥大化した自己、権力の暴走、パラノイアetc…
全てがカリカチュアに描かれ、風格漂うドラマが笑いや恐怖の入り交じる不協和音に変態。
ケイト・ブランシェットの鬼気迫る演技は驚異的。

あらゆる意味で激論必至の衝撃作です。
指揮者の栄光と失墜を描くインテリ映画と敬遠すべからず。
アヴァンギャルドな構造で全く予期せぬ道筋を辿る快作にして怪作。
怯えるか、笑うか、怒るか…観終わった後の感情は恐らく人によって大きく変わる。是非。

◉『TAR/ター』
世界最高峰フィルの主席指揮者リディア・ターがあるスキャンダルから精神崩壊していくサイコスリラー。
ケイト・ブランシェットのカリスマティックな完全主義者ぶりが一番の見所で、
彼女のパワハラめいた言動にゾクゾクさせられます(笑)あの拍子抜けのラストは確かに全くの予想外でした☺️

 

◉『TAR/ター』
観た。
上映時間は長いけど徐々に状況が変わっていく流れは
あの位の時間をかけてじっくりと描く必要があったと思うので結果的に良かった。

 

◉『TAR/ター』
世界最高峰の地位を手に入れた指揮者の狂気と転落。
恐ろしいまでに指揮者になりきったケイトの演技はもちろん、
クラシックの世界での芸術性と人間性はどう影響するのかを描いた怪作でした。
権力って困ったもんだね。

 

◉『TAR/ター』
ラストは海外で議論を呼んだっぽいけど、
日本の観客は一発で分かりすぎてしまう可能性あるので、
日本に暮らす映画のみならずエンターテインメント全般のファンこそ観たほうがいい、と思った。
あの終盤〜ラストはこの国でこそ真価を発揮するかも。そういう意味でも本当に待望の日本公開!

 

◉『TAR/ター』
長年映画好きからも忘れられてきたトッド・フィールドに注目させるかも知れない。
この天才肌の監督は役者の肉体が発散する気配を重視し、
表側に見えるものの内側で沸騰する不定形な何かを感じ取る目を持つ。
ケイト・ブランシェットと甦らせたのは完膚無きまでに人間性を探究する映画だ。

 

◉『TAR/ター』
ベルリンフィルで女性初の首席指揮者に任命された
ケイト・ブランシェットが陰謀とか色々あって破滅していく話。

無自覚にオーケストラを私物化したり、恨まれてるのもわからない嫌なタイプ。
ケイト・ブランシェットは凄く迫力あったから、もっと狂って怖い感じに堕ちていくのをみたかった。

 

◉『TAR/ター』
今年屈指のラストカット!通俗なのに神々しい。
圧倒的強者、カリスマ、音楽に選ばれた人ターを脅かす不協和音。
決壊。その後に残るもの。
TARはARTのアナグラムなのか?
性的捕食者やパワハラ描写の解像度も高くニューロティックスリラーとしても出色。
自身の天才を更新するケイト様……!

こういう種族が飲む水はやはりVOSS。そして「Bunkamura」!
そんなターの完璧に統制された美しくクールな世界の裂け目に入り込んでくる、
仕事場の隣家のエピソードや実家の様子。
説明を省略したそれらの描写の行間の深さと暗さ、強烈な残像にロックオンされてしまった。
面白かった……。

 

◉『TAR/ター』
観た

予告で勝手に『セッション』みたいなヤバすぎる指揮者が暴走する話かと思っていたら、むしろ真逆。
地位も名誉も手に入れたターの傲慢さが招いた因果応報の転落スリラー。

終盤、音楽を至高とする彼女が雑音と断ずる日常の生活音、
2つの真逆の価値観が揺らぐ隣人とのやりとりが最高。

 

◉『TAR/ター』
男女平等が実現している世界。
地位も名誉も手に入れた女性指揮者を待ち受ける落とし穴とは?
ケイト・ブランシェットが圧巻!

 

◉『TAR/ター』
娯楽性の高い音楽映画を期待すると肩透かしを喰らうが、観たことがない種類の映画で良かった。
撮影や音響がことごとく美しく、物音一つまで徹底的に「デザイン」されていて、静かな興奮をする。
暗闇の中の良い音響できちんと集中できるように映画館で観るのを強くおすすめ。

 

◉『TAR/ター』
遊ばせながらもフサフサすぎない絶妙な毛量と、
投資家役らしいスマートな眼鏡でさりげなく物語に溶け込むマーク・ストロング通称つよしに対し
「俺でなきゃ見逃しちゃうね」と全然関係ないところでニヤリとしている自分がいた

ずっと楽しみにしていた作品だったこともあって、前情報ほとんど入れずに、
出演していることも知らなかったから、目にした瞬間心の中のつよしコールが久々に鳴り響いた気がする笑

 

◉『TAR/ター』
ケイト・ブランシェットが、ベルリン・フィル首席指揮者の孤立しゆく魂を凄演する。

最高峰楽団を率いる革新者の君臨する、
恋人のコンマス始め同性愛伴う身内贔屓疑惑をまとめてはね返す帝国の描写圧巻。

中盤から響く崩壊序曲も鋭く、煉獄物語と一体化したこの音響体験は新しい。🎹

 

◉『TAR/ター』
観てから、他の映画を観る時も脳の半分が本作の事を考えていました
一人の音楽家の崩壊を描く本作はトッド・フィールドにキューブリックが乗り移ったかのように鋭く、
全てのショットが研ぎ澄まされ、時に「映画」それ自体に中指を立てる途轍もない作品です

 

◉『TAR/ター』
指揮者の特権が揺らぐ話。
神のような存在が、スマホという別の神によって裁かれる際の心理的不安を描く。
ハラスメント描写がグレーゾーンを貫いたものになっているのが生々しい。
とある映画を取り込んだ解釈としての終盤の展開は興味深い。

 

◉『TAR/ター』
世界的に上り詰めた(架空の)女性指揮者リディア・ターの崩壊劇。
観客に彼女の偉大さについて余す事なく情報を提示した上で、
ほんの些細な言葉や行動まで彼女そのものになったケイト・ブランシェットをナレーションや
字幕を廃した密着ドキュメンタリーのように追う演出が凄まじい。無二。

 

◉『TAR/ター』
これは…なんと言ったらいいのか!!
ケイト・ブランシェットは終始オトコマエでかっこいい。
地位も名誉も富も得ている彼女が追い込まれた先は…いやどこ?!😂
観客を嘲笑うような時間の使い方に加えシュールな笑いも◎
ただ、個人的にオーケストラの演奏シーンはもっと観たかった。

 

◉『TAR/ター』
鑑賞
ブラック・スワンみたいな感じかな?と思って挑んだけど
それにも似ても似つかない奇妙なケイト・ブランシェット様の圧巻の演技を拝む159分…長いよ!!
まぁ飽きずに見れましたけど…
なんであのOP?とかあの終わり方なに?とかなんかよくわきゃらん映画でした

 

◉『TAR/ター』
観た。
「えっ」と思わず声を漏らしそうになる想像の斜め上を行く展開。
バキバキに洗練された画作りと音楽は映画館ならではの体験。
一方、物語は不快で不気味。それでいてケイト・ブランシェットの凄まじい演技により
実話のような説得力も感じて怖い。凄まじい怪作。映画という深淵を覗く。

 

◉『TAR/ター』
冒頭から惑わせてくるね~
アートに対するスノッブ的な見方を根底からひっくり返して来るような
揺さぶりまくりの演出と予想だにしない展開。

こういう事って、現代じゃ有り得るんだよねという戦慄を不協和音の旋律で炙り出す。
クラシックを伝統と権威に置き換えて、ぶっ壊す手腕に脱帽❗️

 

◉『TAR/ター』
「指揮者もコンマス(コンミス)も未だに女性が少ないなあ」とか
「このプロットは男性指揮者でも成り立つかなあ」とか
「マーラー交響曲第5番の冒頭のトランペットは奏者も聴衆も緊張するなあ」とか考えながら観ていると、
後半はとにかく驚きの連続。
ケイト・ブランシェットがまさに怪演&快演。ブランシェット・ファンにはこたえられない世界。
映画全体が壮大なジョークのよう。そしてレニー万歳。

 

◉『TAR/ター』
長い長い会話劇とBGMも無く静かに進んで行くストーリーは眠気との闘いでした💧
あと彼女役の人SAWのジョンの奥さんに似てるなって思ったりしてた

観る人によってバッドエンドにもハッピーエンドにもなるラストは良かった😃
私的にはハッピーエンドかな

 

◉『TAR/ター』
最初の静かな1時間を耐えたら、
圧倒と圧巻のケイト・ブランシェットの凄みを堪能できます🆗

 

◉『TAR/ター』
ターのみの視点で進む天才の迷走。
それを2時間半ほぼワンパワーで引っ張り続けたケイト・ブランシェットの表現力量はさすが。
ターの行き詰まり方が現代世界のトレンドを皮肉ってるように見えて、
虫唾が走るような背徳的な面白さがあった。
音楽とは...の至言ももらえる味わい深い一本でした。

 

◉『TAR/ター』
こうやって芸術が死んでくんだよバーカ!と挑発めいた2時間と、
さまよう魂の行方をアケルマンへの賛辞たっぷりに描く3,40分という構成の緩急にノックアウトされました。
カルチャーの発信が英語圏から移り変わることへの示唆に富んでいる。

 

◉『TAR/ター』
鑑賞

色んな切口があって誰が観ても面白いやろうけど、
リアルな固有名詞や史実もかなり織り混ざってて、オケ業界の人が観たらもう一段面白いと思う

個人的には同時代の作曲や現代音楽が当然のように登場するのがとても好ましい

 

◉『TAR/ター』
観てきました!
クラシック音楽に造詣が深ければもっと楽しめたかな
それでも力強さと繊細さを兼ね備えたケイト・ブランシェットの演技を観てるだけで十分楽しめました!

 

◉『TAR/ター』
音の存在が0.5先を牽引し、物語を滑らせていく。
非常に鋭く、芸術品のような素晴らしい素晴らしい作品でした。

創造や人生そのものへの示唆に富む言葉や会話から、
はりめぐらされた知性と緊張感は冒頭から豊か。

ケイトの指揮とオーケストラがようやく姿を現した時には
身体がすでに待ち構えていたかのように鳥肌を立てた。
涙が出るのは感情より感覚というようなゾーンの新境地を迎えた臨場体感。

 

◉『TAR/ター』
前情報からはやや予想できない映画だった。
アカデミー作品賞6部門ノミネートで受賞無し、まさにそれ。
当て書きされたケイト・ブランシェットの怪演と、
主役視点のみで描写される実験的な展開はすごくよく頑張っている。
実話やドキュメンタリーと見紛う作りも努力賞

 

 

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最新みんなのレビュー

もう一度見つめ直すきっかけ

Rated 5.0 out of 5
2024年3月29日

面白い、面白くないで語れない作品かなと思います

誰の視点でみるかにより正義が変わる

無辜とは…

検察が立証に失敗した結果が無罪

柄本さんの渇いた笑い声

一人一人に感情移入して何回も映像を観て、最初と最後は誰の視点にもたたず観て

改めて自分の考え方や想いは一方の見方なだけで全てではない

柔軟に他の意見もあるのを前提に考えなくては

誰の視点で見るかにより全く別の作品を観ているような感情に

はじめて同じ映画を何度も観に映画館に通いました。推しの映画だからではなく、

私は映像作品として出会えて良かった作品でした

Silent

good

Rated 5.0 out of 5
2024年3月29日

ナイスプレイナイスストーリー

flantan

更に延長してほしい‼️

Rated 5.0 out of 5
2024年3月28日

今日で16回目の佐久間担です。毎回、驚いてるのは平日なのに、ほぼ満席。更に毎度驚きは、大学生ぼい男子の集団や、サラリーマン風の男性、カップルが必ずいる。面白い映画だからこそ色んな方が見て大ヒットしてると感じた。オリジナル作品て本当に面白いし、素晴らしい!もっと多くの方に見てほしい‼️全国の映画館に更なる延長お願いしたいです。

佐久間担

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