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レビュー 映画 韓国映画

【レビュー】映画『KCIA 南山の部長たち』

「凄ぇ…。あそこで血でスッ転ぶビョン様とか最高すぎる!」「めちゃくちゃ良かった!完璧…!」「話がうまく構成された見応えのある作品!」


上映中【2021年1月22日】

 

1979年に韓国で起きた朴正煕大統領暗殺事件を基にした金忠植によるノンフィクション「実録KCIA『南山と呼ばれた男たち』」を原作に、『インサイダーズ 内部者たち』などのウ・ミンホ監督が映画化したサスペンス。中央情報部部長が愛国心と野望の狭間で葛藤しながら、崇拝していた大統領を手にかけるまでの経緯が描かれる。『王になった男』のイ・ビョンホン、『目撃者』のイ・ソンミンをはじめ、クァク・ドウォン、キム・ソジンらが共演。-Movie Walker-



 

あらすじ<STORY>

1979年10月26日、大韓民国大統領直属の諜報機関である中央情報部(通称:KCIA)部長のキム・ギュピョンが大統領を射殺した。さかのぼること40日前、KCIA元部長のパク・ヨンガクが亡命先であるアメリカの下院議会聴聞会で、韓国大統領の腐敗を告発する証言を行った。大統領の命令でキム部長はアメリカに渡り、事態の収拾を図るべく旧友のヨンガクに接触するが、やがてそのことが彼の運命の歯車を狂わせていく。

●キャスト●

キム・ジェギュ イ・ビョンホン
パク・チョンヒ イ・ソンミン
パク・ヨンガク クァク・ドウォン
イ・ヒジュン
キム・ソジン

●スタッフ●

監督、脚本 ウ・ミンホ
原作 金忠植
脚本 イ・ジミン

映画『KCIA 南山の部長たち』を観た人の感想、評価、口コミ

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◉『KCIA 南山の部長たち』
朴正煕大統領を暗殺したKCIAのトップを描く良質なポリティカル・サスペンス。
まるで信長と光秀のようなふたり。独裁者の疑心暗鬼とそれによって追い詰められるナンバー2。
権力内部の闘争は実録ヤクザ映画のようで外の諜報員の暗躍はフォーサイス風味の快作!

大統領を演じるイ・ソンミンが圧巻。最初は違和感のある
地味なイ・ビョンホンも終わってみれば成程の好演。
アメリカへ亡命した事件のキーパーソンを演じるクァク・ドウォンが
いつも通りのイヤらしさ!こういう映画は役者が良くないとね。

クライマックスの大統領暗殺シーンは凄まじい。
実際の現場を再現したのだろう。
権力者に翻弄されついに引き金を引くナンバー2。

この人物は大統領の暴走を止める意思はあったのだろうが
その行動はあくまで権力闘争に敗れた者の反撃。
謂わば窮鼠猫を噛むの図を見事に再現した演出と演技。

この事件のあとはより強固な軍事独裁政権が生まれ韓国の民主化が10年遅れたのが歴史の事実。
その10年間をも様々な映画で描いているところに今の韓国映画界の実力を感じる。

オープンセットと思われる南山や青瓦台周辺の再現度と
キャディラックリムジンやクラウン、シトロエンDS等の当時の車輌の実走するシーン。
そして実銃を使ったと思しき暗殺シーン。
ここも今の韓国映画界の実力。
この辺がいいかげんな映画はシラけるからなあ。
今の日本映画では不可能だろうな。

 

◉「KCIA 南山の部長たち」見たけど、
ほんっとなんていうか全てが最高だった
めちゃくちゃ良かった 完璧…

 

◉『KCIA 南山の部長たち』
私怨か義憤か?保身か大義か?
今なお謎が残る金載圭の大統領暗殺事件の動機に迫る骨太作品。
在りし日の信頼、友情、忠誠と現状への失意、反感、
猜疑心の狭間の葛藤、変革者が辿る末路はさながら光秀と信長。
終盤の灼けつくような緊張感、役者達の名演に本国No.1ヒットも納得

 

◉「KCIA 南山の部長たち」ウ・ミンホ監督
金部長らがパク大統領に繰り返し、指示を仰ぐ。
大統領は常に「君のそばに自分がついている。好きにしろ」とだけ語る。
明確な指示を出さずに、責任だけを部下に押しつける。
ウ監督は「現代にも通じる問題だ」と語る

部長役を巧みに演じたイ・ビョンホンを、ウ監督はこう評価する。
「抑制した表情や演技のなかで、
平静を装う心に隠れた怒りや寂しさをうまく表現した」

「権力を取り巻く人々を巡る対立や葛藤は、
世界の様々な場所で起きている。そこに興味を持ってもらえればうれしい」

 

◉『KCIA 南山の部長たち』を鑑賞。
イ・ビョンホンが大統領を暗殺する実在の側近を熱演。
1人の男が失望していく姿を、暗く重い映像でじわじわと描きます。
何よりイ・ビョンホンがこれっぽっちも笑わない。
『悪魔を見た』以来の苦悶が拝めます。
重厚な社会派映画が好きな方は是非。

◉映画『KCIA 南山の部長たち』
今まで見たどの映像作品よりも閣下が超閣下ぽかったし、
警護室長も超警護室長ぽく、ビョン様も凄えKCIA部長感出てたし、
影薄そうでいて不気味な存在感のハゲも超ハゲって感じでチョアです(語彙力)

五共クラスタは必見だと思う。
ブログ大韓の軍隊管理人・推薦作品

 

◉『KCIA南山の部長たち』鑑賞。
行こうか行くまいか悩んで、幸いな事に歩いて行ける距離に映画館があるので歩いて。
観て良かった‼途中から寒気止まらず、観終わった後もガクブル。
明智〜‼麒麟は来るのか〜‼って重ねながら観てた。
この後あの軍事政権が始まるだなんて、なんてこった。さ、パンフ読も。

 

◉「KCIA 南山の部長たち」
〝その日〟に至るまでの強いられる緊張(褒めてます)は
ビョンホンさんの顔付きを追う程に増し後半の見事な長回しに漸く開放される。
韓国俳優たちの凄味を感じる映画に出会った。

 

◉「KCIA 南山の部長たち」
朴槿恵の父、朴正煕が暗殺されたということは知っていたが、
こういった経緯があるということは知らなかった。
権力の暴走によって揺らぐ関係…非常に面白かった
(信長と光秀による本能寺の変を見てるようだった)。

 

◉韓国映画『KCIA 南山の部長たち』を鑑賞しました。
軍事独裁政権下の韓国で、朴正煕大統領暗殺事件を起こした
中央情報部(KCIA)の金載圭部長が
大統領暗殺に至っていく過程を描いた作品です。
あくまでも実話に基づいたフィクションですが、
金部長が暗殺を決断する過程が大変リアルに感じられました

KCIAの元部長である金炯旭がアメリカに亡命し
朴政権の実態を告発するところから始まり、
KCIAの金載圭部長が事態の収拾に関わっていくのですが、
次第に大統領の腐敗への憤りを抱き、周囲から孤立していく様を見て、
金部長が暗殺を決断するのも納得できるほど
自然と金部長に感情移入してしまいましたね

 

◉『KCIA 南山の部長たち』
韓国で実際に起こった大統領暗殺事件を元に造られたフィクション。
監督はゴッドファーザーみたいな映画を撮りたかったそうで、
なるほどストイックな政治ノワールですね。

イ・ビョンホンが、苦悩する情報部長をセクシーに演じる。
彼の犯行動機と陥っていく狂気に、激しく戦慄

 

◉『KCIA 南山の部長たち』見ました。
1979年、韓国の軍事政権下において
大統領直属の諜報部トップだった人物をモデルにしたフィクション。

『黒金星と呼ばれた男』みたくビターで地味な映画ではあるが、
イ・ビョンホンの義憤芝居が胸を打つ。
「閣下、あなたは何のために革命を起こしたのですか!?」

KCIAの主人公を見ていて「あなたはそれでも諦めないのか…」と言いたくなった。
自分が捨て駒にされていると気付いてもなおギブアップせずに闘う男。

こういう人々の犠牲の上に成り立った韓国民主主義の強固さに対して
憧れる部分があるのを否定できない。日本の民主主義ってなんなんだろう。

 

◉『KCIA 南山の部長たち』
凄ぇ…。あそこで血でスッ転ぶビョン様とか最高すぎる。
朴正煕暗殺の史実を男たちの悲哀滲む義侠ものに仕上げた政治サスペンスの大傑作。
自国の歴史を基に舞台をアメリカやフランスにも広げて
こんな娯楽作を作れるなんて…韓国にはもう勝てん。映画観たらわかる。

 

◉『KCIA 南山の部長たち』鑑賞終了。
知ってた歴史モノだけど映像で観るとリアリティがあって興味深かった。
暗殺の後の全斗煥の粛軍クーデターまでの経緯がいまいち分からんから、
それの映画化とかないんかな

 

◉『KCIA 南山の部長たち』
緊張感でどっと疲れた。でも見応えもあるしスゴイ映画。

と言うことでチキさんにも耐えられそうにないので、
もう一回ゴールデンラジオ聴くことにするw。

やっぱり韓国の半実録ものはスゴイよ。
イ・ビョンホンの子犬のような哀しい目線とイ・ソンミンの
恐怖と狂気が入り交じった目線の交錯が一種のBLものw。

 

◉「KCIA 南山の部長たち」を鑑賞。
何故、大統領は暗殺されたのか?そこに至る40日間。
オールバックにこだわりを感じるイ・ビョンホンがイライラしまくって、
最後にブチギレる映画。(雑)
真の悪は、国の敵は誰?信じるべき愛国心、
忠誠心とは?国のトップ層が狂人ばっかりな国に未来は無いよね~😳

 

◉『KCIA 南山の部長たち』見た。
イビョンホン演じる部長が、徐々に思い詰めていく過程がとても良い。
払った犠牲に報いてくれなかったという
怒り、見放された、と感じたときの青い空の明るさよ....

 

◉『KCIA南山の部長たち』を見てきました。
びょんほんしの耐える演技が最高すぎて2時間映画にグッとのめり込む、
息を詰めて結末を見守る経験を久々にした気がします。
明暗や広い廊下を1人で闊歩する引きの画が圧巻で、
どのシーン切り取っても美しいのはほんとに素晴らしかったです。

 

◉韓国映画「KCIA 南山の部長たち」
1979年に実際に起こったパク・チョンヒ大統領暗殺事件をモチーフにした
ノンフィクションと監督の創造した話がうまく構成された見応えのある作品です。
イ・ビョンホン、ええ役者になったわー!

 

◉『KCIA 南山の部長たち』
韓国政治ドラマものだから面白いに違いないと、早速観てきた。
そしたら政治というよりブロマンス、おじさん達のドロドロの心理劇だった😮
朴正煕大統領を暗殺したKCIA部長を演じるのは
イ・ビョンホン 昔はアイドル役者のイメージがあり男女や
国内外問わずアイドルというものが嫌いな私は この人の出てる物を全く観ていなかった。
この役はセリフも表情もかなり抑えていながら良い演技をしていたぞ、いい役者さんだね😗
大統領とその側近数人しかほぼ出てこない密室劇に近い作り、
画が寂しいのは登場人物達の心の寂しさを表しているのかな🤔
なかなか面白かったぞ。

 

◉『KCIA 南山の部長たち』
見応えの実話でございました‼️

イ・ビョンホンさんの演技はさすがでございます✨

スゴい緊張感の中で時間を過ごしていき、そしてラスト…。

実話が映画化されて、
改めて知る事件の中でも心にグッと刺さりました。

 

◉『KCIA 南山の部長たち』
1979年、韓国でパク大統領キム・ギュビョンがを射殺した事件をもとに書いた原作。
個人的には生まれる前の韓国を知れる貴重な映画でした。

ある程度は創作だとは言うが、この空気感は生々しく、重々しいです。

イ・ビョンホン演じるキム・ギュビョンは、
武骨で真面目で忠誠心の強いKCIA(要は韓国のCIA)のトップ。

大統領をトップとした組織の内部は、
側から見ると北朝鮮との違いが分からないほど
民主主義から離れた閉鎖的で違和感ある国家に見えました。

国外からの圧力、国内権力闘争も描かれてて、
疑心暗鬼の世界で、選択せざる得ない部分もよく描かれてます。

多少wikiなりを舐めておくとスムーズに思考整理できて、
より楽しめると思います。

過激な行為の裏側には目に見えぬ重圧あり、という重厚な人間ドラマです。
イ・ビョンホンが演るべき映画です、これは。イ・ビョンホン良かった。

 

◉『KCIA 南山の部長たち』
韓国史詳しくないので
彼の国の民主化への道程描いた映画見る度に些か驚く。
今作は実話基のフィクションだけど、イ・ビョンホン演じるキム部長の
心情がテリングと演技で繊細に描写され、
史実知らない自分は展開の最後まで目が離せなく。
エンドの後の事実も興味深く。

 

◉『KCIA 南山の部長たち』鑑賞。
情報部部長による閣下暗殺。物凄い緊張感緊迫感、
史実を知らないので気が抜けず、力を入れて観てしまいました。
私は君のそばにいる、好きにしたまえ。いろんなものが怖くて虚しくて。
ついに迎えたその瞬間、
何を撃ったのか何を見失ったのか、心に重くのしかかりました。

 

◉『KCIA 南山の部長たち』を見た。
キム部長、明智光秀を感じた、歴史は繰り返されるのだなぁ。
事実を元にしたフィクションで、
主に国家中枢の蟠りを描くためあまり派手なシーンはないけど印象に残った名作だった。
例えるなら日本の一番長い日みたいな魅せ方でしょうか?

今だからできる、第三共和国から第五共和国までの韓国の黒歴史を暴く作品がどんどん増えてる印象。
南山の部長たちも朴槿恵政権では絶対に作れなかった作品だろうしな

 

◉『KCIA 南山の部長たち』
緊張感が半端ない。
朴正煕大統領、金載圭KCIA部長らの、焦りや苛立ちが乗り移ってきた感じ。
暗殺の場面は、捜査・裁判記録で忠実に再現していたが、
他はどうだったのだろう。実録ものはどこまで史実なのか、いつも気になる

 

◉『KCIA 南山の部長たち』
1979年の朴正煕大統領暗殺までの40日を追っていくフィクション。
とはいえエンドロール直前の
実際の音声を聞くとかなり実情に近いんじゃないかと思った。
冒頭シーンに帰ってくる終盤の緊迫感が凄かったのと、
「工作」でも感じたけど韓国映画はBGMの使い方が抜群に素晴らしい。

厄介者を処分する時に、大統領がはっきり指示せず
部長に忖度させるのは「仁義なき戦い」の組長みたいだったね。

 

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最新みんなのレビュー

もう一度見つめ直すきっかけ

Rated 5.0 out of 5
2024年3月29日

面白い、面白くないで語れない作品かなと思います

誰の視点でみるかにより正義が変わる

無辜とは…

検察が立証に失敗した結果が無罪

柄本さんの渇いた笑い声

一人一人に感情移入して何回も映像を観て、最初と最後は誰の視点にもたたず観て

改めて自分の考え方や想いは一方の見方なだけで全てではない

柔軟に他の意見もあるのを前提に考えなくては

誰の視点で見るかにより全く別の作品を観ているような感情に

はじめて同じ映画を何度も観に映画館に通いました。推しの映画だからではなく、

私は映像作品として出会えて良かった作品でした

Silent

good

Rated 5.0 out of 5
2024年3月29日

ナイスプレイナイスストーリー

flantan

更に延長してほしい‼️

Rated 5.0 out of 5
2024年3月28日

今日で16回目の佐久間担です。毎回、驚いてるのは平日なのに、ほぼ満席。更に毎度驚きは、大学生ぼい男子の集団や、サラリーマン風の男性、カップルが必ずいる。面白い映画だからこそ色んな方が見て大ヒットしてると感じた。オリジナル作品て本当に面白いし、素晴らしい!もっと多くの方に見てほしい‼️全国の映画館に更なる延長お願いしたいです。

佐久間担

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