「アントニオ・バンデラスの表情は素晴らしかった!」「自伝的要素を織り交ぜつつ描いた人間ドラマ。色彩の使い方が素敵!」「ラストシーン良かった!鮮やか!」
上映中【2020年6月19日(金)公開】
アントニオ・バンデラスが、第72回カンヌ国際映画祭で主演男優賞を受賞したペドロ・アルモドバル監督作。孤独の中に深く潜り込む映画監督サルバドール。現実と回想を行き来しながら過去の痛みとの再会を経て、もう一度生きる力を呼び覚まそうとするのだが……。共演は「誰もがそれを知っている」のペネロペ・クルス、『あなたのママになるために』のアシエル・エチェアンディア、「人生スイッチ」のレオナルド・スバラーニャ。-Movie Walker-
あらすじ<STORY>
脊椎の痛みから創作意欲も果て、生きがいを見出せなくなった世界的映画監督サルバドール(アントニオ・バンデラス)。心も体も疲れ果て、引退同然の毎日を過ごすなか、サルバドールは自身の記憶をたどっていく……。子供時代と母親、その頃移り住んだバレンシアの村での出来事、マドリッドでの恋と破局。その痛みは、サルバドールの中に今も消えることなく残っていた。そんな折、32年前に撮影し、長らく封印されていた作品の上映依頼が彼のもとに届く。思わぬ再会が心を閉ざしていたサルバドールを過去へと翻らせ、彼の心にもう一度生きる力を呼び覚ましてゆく……。
●キャスト●
サルバドール | アントニオ・バンデラス |
---|---|
若いころのハシンタ | ペネロペ・クルス |
アルベルト | アシエル・エチェアンディア |
フェデリコ | レオナルド・スバラーリャ |
メルセデス | ノラ・ナバス |
年老いたハシンタ | フリエタ・セラーノ |
エデュアルド | セザール・ヴィセンテ |
子ども時代のサルバドール | アシエル・フローレス |
スレマ | セシリア・ロス |
敬虔な女性 | スシ・サンチェス |
ヴェナンシオ | ラウール・アレバロ |
ドクター・ガリンド | ペドロ・カサブランク |
撮影監督 | フリアン・ロペス |
ロザリア | ロザリア |
●スタッフ●
監督 | ペドロ・アルモドバル |
---|---|
脚本 | ペドロ・アルモドバル |
製作総指揮 | エステル・ガルシア |
映画『ペイン・アンド・グローリー』を観た人の感想、評価、口コミ
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◉『ペイン・アンド・グローリー』
母親や仲間への罪悪感、病の苦しみ…
過去から続く痛みを抱えつつもずっと直視せず創作することも
拒否して力なく生きる映画監督サルバドール。
ある出来事をきっかけにそれらの痛みに向き合い、
そこに大事な人との愛や築いてきた栄光があったことに気づく。
希望や欲望を宿し始め、力強い眼差しが戻った
サルバドールを演じるアントニオ・バンデラスの表情は素晴らしかった!
彼の少年時代の情景も美しい。
相変わらずの奇抜な演出や色使いはあっても全体的に少し優しく新鮮な印象。
齢70歳というペドロ・アルモドバルの今を映す自伝的作品です。
◉
☆封切前 #ペイン・アンド・グローリー
6月公開。スペイン産、持病を抱えた著名監督の過去と現在。ある出会いが繋がりそこで現れる彼の本質、実は監督自身でもある赤裸々語りもの。バンデラス、クルス共演。中弛み感は感じるが批評家好み。ドラマ好きに。 #映画好きと繋がりたい#1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/motaTC4489— Grand B (@GrandB_MovieJay) June 18, 2020
◉『ペイン・アンド・グローリー』
原色きらめき情緒が塊となって押し寄せるアルモドバル節健在。
自伝的湿り気をドライな構成で締める巧さと、
アントニオ・バンデラスの枯れた風情が中毒性あり。
隔てる扉と超越する粉の反復の果てに訪れる、
ペネロペ・クルス扮する母めぐるラストの仕掛けは覚醒感さえ。
◉ペイン・アンド・グローリー
脚本を書く、映画を撮る理由が歳を重ねるうちに変化し、
人との関わり方や自分との向き合い方にも影響があったと感じました。
回想シーンと現在が上手く描かれていて、
ラストシーンは、その手があったかと脱帽しました。
◉『ペイン・アンド・グローリー』観てきました。
語彙力足らずなので上手い事言えませんが何か良いです◎
◉「ペイン・アンド・グローリー」鑑賞。
ペドロ・アルモドバルの自伝的要素を織り交ぜつつ描いた人間ドラマ。
色彩の使い方が素敵!
出て来る役者たちの演技が良いのでしみじみ鑑賞。
特にバンデラスの老いて枯れた芝居がめちゃ良かった!
私的にアルモドバル作品の中で上位に入るくらい好き。
◉「ペイン・アンド・グローリー」
今年最高の眼福映画。
アルモドバルの分身であるバンデラスの家が凄すぎて、目が2つでは足りない。
椅子やトースターに気を取られて話を追うのをしばし忘れる。
アートブック出して欲しい。作品としても素晴らしい。
◉『ペイン・アンド・グローリー』。
アルモドバルの新作。A・バンデラス、P・クルスと常連のキャスト。
心と体に痛みを抱え、時には逃げるように生きてきた
"巨匠"が、過去と向き合い、解放されていく様に静かな感動がある。
体調不良のあれこれをCGで表す冒頭シーンが面白い。ラストも鮮やか!
◉ペドロ・アルモドバル監督『ペイン・アンド・グローリー』を見る。
これも“最もパーソナルな事が最もクリエイティブ”な映画。
アルモドバル自身の半生を描いた半自伝的映画であり、
個人史だけが持つ特異な強度が映画をふくよかにしている。
盟友に扮したアントニオ・バンデラスも円熟の名演。
◉ペイン・アンド・グローリー
吾郎ちゃんがコトイチだって言うからさっそく観て参りました!
母親役のペネロペクルスの顔をスキャンして彫刻にしたいほど綺麗な人でした。
ラストシーン良かった!コトイチな訳だ
◉
『ペイン・アンド・グローリー』→巻頭、川原で洗濯をする女達の陽気な歌声、美しく翻るシーツ。30年ぶりに再会した恋人がいとおしげに顔を撫でる仕草。初めて見る裸体。キュアロンの『ROMA』でも感じたが、醸成された記憶の持つ美と強度。 pic.twitter.com/jwNAEek7nk
— 長内 那由多 (@nayutagp01fb) June 19, 2020
◉
ペドロ・アルモドバル監督作『ペイン・アンド・グローリー』(6/19公開)には、過去の痛みも栄光もその両方を生きてきたアルモドバル自身の人生が投影されている。それを体現するのが過去作に出演してきた盟友アントニオ・バンデラスなのが感慨深く、バンデラスのキャリアでも最高峰の演技で応える。 pic.twitter.com/BmUwZOiI5A
— 中井 圭 (@nakaikei) June 18, 2020
◉
【映画評】 #ペイン・アンド・グローリー ◇◆ペドロ・アルモドバル監督の新作である。タイトル通り「痛み」と「名声」は、創作者にとって逃れられないものなのだろう。シンプルな言葉の奥から、豊潤な人間賛歌と映画愛があふれだし、終盤のシーンに胸を揺さぶられた。https://t.co/VZrWQXHjc9
— 毎日新聞東京学芸部@「カルチャープラス」始めます (@mai_gakugei) June 19, 2020
◉「ペイン・アンド・グローリー」
自伝的要素の強い作品で、実体験と創作のあわいが興味深い。
マイルドになってきたとはいえ、所々にアルモドバル節炸裂。
あのシーンは出色。ラストに唸った。
アルモドバルって記憶の作家だと思うけど、
見る側も歳をとる(過去が増えていく)ごとに響くのかもしれない。
◉『ペイン・アンド・グローリー』
監督の自伝的映画。
ペネロペ、アントニオとエスパーニャを代表するメジャーな俳優さん。
サルバドールの幼少期のパートの景色や洞窟を漆喰で覆った家が
可愛らしくて異国情緒を目で楽しめる作品だった。
主治医にヘロインやってると告白するのも私には非現実!
◉『ペイン・アンド・グローリー』
自伝的はあくまで的。
アルモドバルにしては最後まで静かな映画ながら、
後半は胸が詰まって苦しかった。
男同士の抱擁に何故か幸せを感じ、そして母との会話に泣きそうになった。
少年時代の欲望の萌芽などの背徳感もドキドキと。良かった。
◉『ペイン・アンド・グローリー』
公開初日に見てきました
ペドロ・アルモドバル監督作『ペイン・アンド・グローリー』。
最後息するの忘れてた。気がついたら涙がぽろぽろ溢れてた。
しばらく放心状態で傘ささずにシャンテから大手町まで歩いた。
帰宅して1時間くらい経つけどまだ少しボーッとしてる。
◉『ペイン・アンド・グローリー』
確かにアルモドバルの集大成に位置づけられる作品ではあるんだけど、
こんなに穏やかで叙情的な語り口も持っていたことに感動してる。
洞穴のような家に住んでいた幼年期の夏の光。
まだ自覚が確かではない性の目覚め。
粋なラスト。全て憎らしいほどの美しさ。傑作。
◉『ペイン・アンド・グローリー』
映画とは記憶を具象化する媒体の一つで、
豊かな映画とはきっと本作の様な映画のことなんだろう。
過去作に見られた変態性や展開の突飛さは削がれたかと思いきや、
分身とも言えるアントニオ・バンデラスの身体を借りて語られる
アルモドバルのあらゆる本音、弱音、欲望。
◉『ペイン・アンド・グローリー』面白い。
体を壊した老映画監督の頭に浮かぶ母の思い出。
男色、麻薬を嫌味にならないようにアクセントに使うことが
出来るようになったとは監督も老成して上手くなったと思う。
子供時代の母とのやり取りや、
かつて喧嘩した俳優が監督作の舞台を演じるところが素晴らしい。
◉『ペイン・アンド・グローリー』観てきた。
感じてね、考えてね、という感じで
いわゆる映画らしい映画でしたね。
感じるというより想いを馳せるというのかな。
刺激的な感じではあるが目で見て大きく動く何かが起こらない。
うーん、なんてんだ。主人公がオヤジだからやはりオヤジが観る映画だったね。
◉『ペイン・アンド・グローリー』
監督の自伝的なものらしいが、
今ある自分は生まれ育った環境や出会った人達との関係で
築き上げられているという事を再認識させてくれるような映画だった。
この歳になると滲み入りますな。
ラストシーンも映画愛があってグッドでした。
◉『ペイン・アンド・グローリー』見ました
薬やスマホの使い方がおもしろく、
主人公自身もアルモドヴァルぽいなあと思いながら見ていました。
音楽、衣装、美術などありとあらゆるところまで
こだわり抜いていて何回も見て探求してみたくなりました。
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