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【レビュー】映画『存在のない子供たち』

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「戸籍を持たない12歳の少年ゼインが過酷な現実を生きる姿を描いた作品!」「しばらく動けなくなる!とにかく力強く、何かを変える作品!」「ラスト1秒に号泣。こんなの初めて!」


上映中【2019年7月20日(土)公開】

 

中東の貧困と移民の問題を圧倒的なリアリティで描き、第71回カンヌ国際映画祭でコンペティション部門審査員賞など2部門に輝いた人間ドラマ。自分を産んだ罪で両親を裁判で訴えるまでに至った12歳の少年の痛切な思いがつづられる。レバノン出身のナディーン・ラバキー監督が実際に目撃し経験した事を盛り込みつつ、フィクションとして仕上げた。-Movie Walker-

 

あらすじ<STORY>

わずか12歳で裁判を起こしたゼイン(ゼイン・アル・ラフィーア)が訴えた相手は、自分の両親だった。裁判長から、“何の罪で?”と聞かれた彼は、まっすぐに前を見つめて“僕を産んだ罪”と答える。中東の貧民窟に生まれたゼインは、両親が出生届を出さなかったため、自分の誕生日も知らず、法的には社会に存在すらしていない。学校へ通うこともなく、兄妹たちと路上で物を売るなど、朝から晩まで、両親から劣悪な労働を強いられていた。唯一の支えだった大切な妹が11歳で強制結婚させられ、怒りと悲しみから家を飛び出したゼインを待っていたのは、大人たちが作ったさらに過酷な“現実”だった。果たしてゼインの未来は……。

●キャスト●

ゼインゼイン・アル=ラフィーア
ラヒル・シファラヨルダノス・シフェラウ
ヨナスボルワティフ・トレジャー・バンコレ
スアードカウサル・アル=ハッダード
セリームファーディー・カーメル・ユーセフ
サハルシドラ・イザーム
アスプロアラーア・シュシュニーヤ
Nadineナディーン・ラバキー

●スタッフ●

監督ナディーン・ラバキー
プロデューサーハーレド・ムザンナル
脚本ナディーン・ラバキー
音楽ハーレド・ムザンナル

映画『存在のない子供たち』を観た人の感想、評価、口コミ

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下記のコメント欄にお気軽に書き込んでください!!

◉『存在のない子供たち』良かったですよ。
社会からは子供を産むことを望まれ、
産んだらおめでとうと言われるけど、
誰に向けてのおめでとうなのか。

あなた達大人は子供を受け入れる様な社会を作れているんですか?
ツケを払わされるのは僕たちなんですよ。
世話が出来ないなら産んでくれるなと。

 

◉「存在のない子供たち」鑑賞。
貧ささゆえに11歳の妹を嫁に出した親を見放し少年は家を出た。
難民である女は赤ん坊を隠しながら移住を夢みていた。

そして…過酷な世界で生き抜こうとする少年の姿を、
作者は冷静と優しさの狭間で苦闘するかのように描いた。
素人である少年と赤ん坊の演技は映画の奇跡か。

 

 

◉「存在のない子供たち」
レバノン貧民窟に生きる少年ゼインの目線を映し出した胸抉られる作品。
身勝手な大人たちに怒りを感じながらも、
彼らもまた貧困の渦から抜け出せないのだからやりきれない。
僕は地獄で生きている…という悲痛な叫びが重くのしかかる。
どうすれば地獄から救い出せるだろうか。

 

◉存在のない子供たち

悲しいとか苦しいとか、いろんな感情がごちゃ混ぜになって劇場を出た。
法廷での訴えに込められたものが、あまりに重くてやるせなくて…
汚れた顔が、だんだん暗く険しくなっていく。
証明書って命にも等しいんだ。
12才くらいの少年に地獄だって思わせる世界って何なのだろう。

◉「存在のない子供たち」

キアロスタミのように現実の延長にある映画。

どんな境遇の中でも、生きている子供たちはいる。
そしてそれら全ての子供たちが生きることに対して全ての大人は責任を背負ってるのです!

この圧倒的な現実の前では、無力感しかないのだけれど^^

 

◉『存在のない子供たち』
ドキュメンタリーでないのが救い。
でも演じているのはストリートに生きる子供達。リアル感が半端ない。
出来事にも実話も含んでいるかも。
子供達の貧困姿や難民達、ストリートの姿に衝撃。
少子化で困る国の逆、世界は混沌。

 

◉『存在のない子供たち』。
信じ難い光景の連続。この国では、悪い意味で子供を子供扱いしない。
慈悲にも労りにも恵まれず、子供たちは生きるため社会の不条理に身を投じていく。
自分が生まれてきたことを呪うなんてあってはならない。
中東の貧困や移民問題に胸を抉られる衝撃作。

 

◉『存在のない子供たち』
戸籍もお金もなく、誕生日も自分の年齢さえわからない
ほぼ12歳の少年&1歳の赤ちゃんのサバイバルが、
危うくて見てられないのに可愛くて仕方のないレバノンの今を映す映画☺
苦難の末に彼がとった行動、
そしてラストの固い笑顔が希望の始まりであると信じたいです✨

 

◉『存在のない子供たち』を鑑賞。
少年ゼインの寂しさと混沌を受け入れている瞳が印象深い。
生きる証、証明書がないと存在しない者なのか?
ゼインに出来た新たな弟に愛情を注ぐ姿とは対照的にひどい親。
愛情がないなら産むな!とジンと響く言葉に胸が熱く、痛くなる作品だった。

 

◉『存在のない子供たち』
レバノンで必死に生きる戸籍の無い子供達。
国際的人道支援のあるシリア難民より過酷な状況にある彼らの実態を
実際に戸籍も出生証明も無い少年を主役にして描く。
何ともやるせない展開だが一縷の希望があるラストに救われる。

 

◉『存在のない子供たち』
大人が作り上げた地獄の機械の小さな歯車たるゼイン。
困窮者が直面する社会問題の底流に澱む怒りを糧に進む姿の逞しさ。

でも、その螺旋を登らないで。諦観した表情を緩め、
より弱い者への笑顔に変えて。その先の希望を見据え。

 

◉『存在のない子供たち』
難民として生活困窮者となりながら、
12歳のゼインには小さい妹たちがいっぱいいるってどういうことだよと。

身分もお金もないなら、愛だけでも注いでやってくれと思うけど、
そこが一番の問題。深刻。

 

◉「存在のない子供たち」。
中東の貧民窟で育った「出生届もない子供」ゼインの目を通して、
苦すぎる現実を真正面から描くレバノン映画。

子供を代替可能な労働力としか考えない親、
年端もいかない少女を嫁にしようとする男、
赤子を人身売買しようとする男。
地獄のような世界を彷徨する中で活路を見出す。

 

◉『存在のない子供たち』、観ました。
私は「この映画、オススメ!」とは滅多に言わないけど、この映画はぜひ観てほしい。
世界には「僕を産んだ罪」で両親を訴えたいほどの過酷な環境で生きている子供がいる。
早速、私ができることを始めようと思います。

 

◉存在のない子供たち
久々生々しい映画を観た気持ちになりました。
心がいっぱいいっぱいです。
主役の男の子、子どもなのにカッコいいヤツでした。
今年の上位作品です☺️

 

◉『存在のない子供たち』
大人には逃げ道があるが子供たちには「逃げ道」がない。
自分一人で生きていけないから、大人が作ったレールの上で逃げ道がなくてもがく子供たち。
主人公の難民を演じたゼインは本当のレバノンの難民の子。心が痛い。

 

◉『存在のない子供たち』
推定12才の出生届も無い少年が両親を訴えるまでのレバノン貧困層の物語が凄い!!
過酷な状況下でも、妹だけでなく世話になった人の子供の面倒も必死にみる健気さ!
是枝作品『誰もしらない』的!ゼインがまた可愛いくて、やるせない!

 

◉「存在のない子供たち」
傷害で収監された少年ゼインが、
自身の両親を「僕を産んだ罪」で告訴する。

出生届も出されず兄妹で路上で物売りさせられ、
学校にも通わせてもらえない、法的には存在しない子供たち。
苛酷な現在に、ラスト未来を感じさせるゼインの表情に涙涙。

 

◉「存在のない子供たち」のナディーン・ラバキー監督兼主演作品。
ベイルートのとある美容院を取り巻く4人の女性たちの群像劇。
それぞれ秘密を抱えた彼女たちのリアルライフ。
国は違えど何歳になっても女同士集まれば女子トーク。
人生のほろ苦さと彼女たちの美しさに酔いしれる。

 

◉『存在のない子供たち』
内容にも圧倒されたが、何より主役ゼインの演技が圧巻だった
観た後に彼の辿ってきた人生を知って、なるほど、と思った
これは必見

 

◉『存在のない子供たち』
本編が始まってすぐ裁判所のシーン。
ここでゼインは両親を「僕を生んだ罪」で訴えるシーンだ。

中東の貧民層に生まれたゼインは、
両親が出生届を出さなかったために、
法的には社会に存在すらしていない。
少年の過酷な路上生活の実態には目を逸らしたくなった。

 

◉『存在のない子供たち』
「貧すれば鈍する」と言うが、
レバノンのナディーン・ラバキー監督の最新作は、
貧しさ故に親が出生届未提出でIDが無く、
学校にも行けずに働く12歳の少年の視点から中東の貧困や
移民問題を描いていて胸が締め付けられる。

 

◉「存在のない子供たち」92点。
シリア難民推定12歳のゼインを取り巻く状況があまりにひどい。
それなのに妹を助けようとし、
他人の赤ん坊の面倒も見ようとするゼインを応援したくなる。

今のレバノンの状況を変えようとする監督の熱意が伝わってくる。
ラストで初めて見せるゼインの微笑みが眩しい。

 

◉「存在のない子供たち」。超傑作。
ラスト1秒に号泣。こんなの初めて。

感傷を抑えつつ、ドキュメンタリーのように悲惨な現状を伝える。
監督が最後に示したのは絶望ではなく希望。
人は希望がないと生きられない。
希望は水や空気と同じ位生きる上で大切なものだ。

 

◉『存在のない子供たち』
レバノンのスラム街で無戸籍児童として
学校にも病院にも行けず育った少年の不条理すぎる日常と、
貧困、児童婚、移民問題を絡めつつ子供の人権・公共の福祉とはを問う。

ラストの主人公ゼインと移民親子の表情に終了後も
しばらく動けなくなる。とにかく力強く、何かを変える作品

 

◉映画「存在のない子供たち」を観た。
中東の貧民窟に生まれ、戸籍を持たない12歳の少年ゼインが、
過酷な現実を生きる姿を描いた作品。

役者たちは登場人物と似た境遇の素人。テーマは重いけど、
主演を少年の透明感溢れる自然な演技、アラブ人監督の巧みな構成が、
2時間強の上映時間を短く感じさせる。

 

◉「存在のない子供たち」

貧困や移民等の現実問題を基にしたフィクションだが、
出演している人達は映画と同じ様な境遇にいた人達が演じているためかドキュメンタリーの様。

特に主人公のゼイン君が印象的。
子供ながら理不尽な社会に抵抗するが限界があるのが悲しい…
良い映画だった。

 

◉「存在のない子供たち」。
フィクションでなければ描くことが出来ない現実。
弱いものが夕暮れさらに弱いもの叩く世界。
そんな世界で生きる子供という存在の過酷さ。

あまりにキツイ出来事の連続。
その中でもゼインは光を求めて足掻きつづける。
何故この世に産んだ?そう親を訴える少年の希望への一歩。

 

◉存在のない子供たちをみてきたのだけど、とてもよかった…。
無口でひたむきなゼインの一言一言が胸に刺さった

 

◉「存在のない子供たち」
中東の貧困や移民問題がテーマ。
子供が親に自分を産んだ事が罪だと訴えるところから始まる。
色々な方に観てもらいたい映画です。

 

◉映画『存在のない子供たち』を鑑賞
ゼインの涙するシーンとラストシーンの表情が忘れられない
予告から気になってはいたが最後まで彼の目に映るもの全てから目が離せなかった
彼はその時何を思い何を望んでいただろう…悲痛な思いがその涙から伝わってきた

 

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いろんな視点で観れる映画だと思いました。

まだまだ観に行きたい。

ロングランでありますように。

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