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【レビュー】映画『ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー』

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映画『ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー』口コミ感想ネタバレ 映画『ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー』あらすじ 公開上映中おすすめ映画

「サリンジャーという人間に大いに興味をそそられる!」「BGMにもグッとくるものがあった!」「ラスト胸が締めつけられる!」


上映中【2019年1月18日(金)公開】

 

世界的ベストセラーとなった「ライ麦畑でつかまえて」の作者、J.D.サリンジャーの知られざる半生に迫る人間ドラマ。作家を目指す青年が、戦争での地獄のような体験を経て、初長編小説を完成させるまでが描かれる。『X-MEN』シリーズのビースト役で知られるニコラス・ホルトがサリンジャーに扮し、内に強烈な個性と孤独を抱えた青年を体現する。-Movie Walker-

 

あらすじ<STORY>

1939年、ニューヨーク。20歳のジェリーことジェローム・デイヴィッド・サリンジャー(ニコラス・ホルト)は、大学中退を繰り返していた。父は家業の食品輸入業を継がせようとするが、ジュリーは反発し、コロンビア大学の創作文芸コースを受講。そこでは文芸誌『ストーリー』の編集長でもあるウィット・バーネット教授(ケヴィン・スペイシー)が己の“声”を物語にすることの重要さを説いており、ジェリーは生涯をかけて物語を語る覚悟を問われる。そして完成させた短編『若者たち』が『ストーリー』に採用され、作家としての踏み出していった。そんな時、劇作家ユージン・オニールの娘ウーナ(ゾーイ・ドゥイッチ)と出会い、一目で惹かれたジュリーは奔放なウーナに振り回されながらマンハッタンの社交界に出入りして恋愛を楽しんでいく。短編小説を売り込んでも不採用が続いていたが、自分の分身ともいえるホールデン・コールフィールドを主人公にした短編『マディソン・アヴェニューのはずれでのささいな抵抗』が権威ある『ニューヨーカー』誌に掲載されることに。しかしその矢先に太平洋戦争が勃発し、戦時下にふさわしくない内容との理由で掲載が延期されてしまう。1942年、ジェリーは陸軍に入隊。ウーナとチャーリー・チャップリンとの結婚の知らせや日々激化する戦況に神経をすり減らす中、書くことだけが心の支えだった。それでもノルマンディー上陸作戦などで仲間を失い、ナチスによる強制収容所の現実を目の当たりにし、最前線で地獄のような経験をした彼は力尽き、ドイツで入院する。終戦後、選集出版計画が頓挫したことからバーネットと決裂。ジュリーは戦争のトラウマや周囲の人々の無理解に傷つきながらもホールデン・コールフィールドの物語を書き続け、そしてついに長編『ライ麦畑でつかまえて』を完成させる。文壇に賛否両論を巻き起し一大ベストセラーとなった同作は社会現象にまでなるが、次第にジェリーは世間の狂騒に背を向けるようになる。

●キャスト●

Jerry Salinger ニコラス・ホルト
Whit Burnett ケヴィン・スペイシー
Oona O'Neill ゾーイ・ドゥイッチ
Miriam ホープ・デイヴィス
Dorothy Olding サラ・ポールソン

●スタッフ●

監督 ダニー・ストロング
製作 ブルース・コーエン 、 モリー・スミス
原作 ケネス・スラウェンスキー
脚本 ダニー・ストロング
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映画『ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー』を観た人の感想、評価、口コミ

◉『ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー』
J.D.サリンジャーの半生を描いた伝記ドラマ。大人の欺瞞、
社会への不満の権化ホールデンを通して声を発信していく彼の成功と深い孤独。
繊細過ぎた天才にとって書くとは?を掘り下げた丁寧な作品

 

◉サリンジャー生誕100周年ということで公開の「ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー」。
苦難の孤高の作家の物語、境地に辿り着いたラストのシーンが好きすぎて4回観てしまいました。ぜひお楽しみください!

 

◉「ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー」

尺:109分
カット数:1196
1カット平均:約5.3秒

物語を作ることで
自らの心を癒し続けた
サリンジャーの精神構造が
細かく描かれている作品

「ライ麦畑〜」
また読み返さなくちゃ!

 

◉物語を書くことに
自らの精神を癒す作用があることは
脚本家の三宅隆太さんも
ご指摘されていましたが

この映画は
この発想を体現した作品だと
思います!

サリンジャーの人生を
視覚で学ぶことで
「ライ麦〜」の読書体験が
アップデートされる

とても貴重な映画体験を
くれた作品でした!

 

◉「ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー」
サリンジャー、イイなー! 好き。

 

◉『ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー』
どれも映画を導入として、『ライ麦畑でつかまえて/キャッチャー・イン・ザ・ライ』という小説が読み継がれる理由や、
今の時代に読まれる意義が解き明かされています。

 

◉映画『ライ麦畑の反逆児』。
ひとりぼっちのサリンジャーというサブタイトルに、ラスト胸が締めつけられる。
彼にとって書くことが全てであり、その行為は無垢で、そして本当に息をするように続けられるものだったんだ、
と涙が出そうになる。
戦争の時代を彷彿とさせるBGMにもグッとくるものがあった。

 

◉『ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー』
ニコラス・ホルトがサリンジャーをクールに好演🥰もっと退廃的破滅的キャラを想定してた分そうではなかった反面、名作誕生の貢献者バーネット教授役ケビン・スペイシーは#MeTooで引退状況☆「この作品でたぶん見納めなので弔いましょう」と新田先生😓

 

◉『ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー』
サリンジャーは戦地でも、「フランケンシュタイン」のメアリー・シェリーは墓地でも、
溢れ出る言葉を必死に綴ることで静かに自分を貫いたのだと思うと、苦しみながらも克服し自己完結☺
バイロンやシェリーとは違い、良い意味で″まとも″だったのですね

 

◉『ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー』。
小説家サリンジャーの伝記ドラマ。戦争のトラウマ、ファンの脅威。
あまりに繊細な彼にとって、名声は苦悩でしかなかった。書く、読まれる、
それだけを望んだサリンジャーという人間に大いに興味をそそられる。
ケビン・スペイシーの存在感も◎。

 

◉『ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー』
永遠の青春小説「ライ麦畑でつかまえて」の著者J・D・サリンジャーの半生を描く本作は、
この名作が生まれる経緯と、
その後の彼の隠遁生活の背景や謎を分かり易くドラマチックに描き出していく。

 

◉『ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー』
サリンジャーと先に出会った自分は、本作を通じて『ライ麦畑でつかまえて』のホールデンとも会ってみたくなった。
『ライ麦畑で出会ったら』も観とけば良かったなぁ。

 

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最新みんなのレビュー

観れば観るほど良い作品 四月になれば彼女は

Rated 5.0 out of 5
2024年4月19日

この作品は1回では 語れません!

何回も観るほどに 深い内容がわかります

最後のシーンも セリフは 少ないのに

観てる人に 刺さります

観る人によって 捉え方も違って 終わってから

語り合うのも楽しみだ

恵ちゃん

映像美

Rated 3.0 out of 5
2024年4月19日

とにかく綺麗

出演者、所作、背景と目を奪われます

山崎賢人も染谷将太も完璧でした

面白かったです

モモコ

新たな切り口で創られた作品だと思います

Rated 5.0 out of 5
2024年4月18日

この作品は、映画であると共に、映像だと思いました。映画のストーリーだけに注力せずに、視覚に訴えながら、音楽をも合わせた作品だと思います。説明を求めずに、感じる作品だと思います。好きです。

あわてない

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