映画『ナチス第三の男』口コミ感想ネタバレ 映画『ナチス第三の男』あらすじ 公開上映中おすすめ映画
「ハイドリヒ暗殺の史実に迫り良い出来!」「暗殺者視点の物語も同時進行するので油断していると置いていかれそうになる!」「作戦パートのドラマが悲劇的で胸を締め付けられた!」
上映中【2019年1月25日(金)公開】
第二次世界大戦において、ユダヤ人大量虐殺の首謀者であり、その冷徹極まりない手腕にはヒトラーさえも恐れたという“ナチス第三の男”ラインハルト・ハイドリヒ。彼がいかにしてナチスの中で影響力をつけていったのか、そして、チェコのレジスタンスグループによって暗殺されるまでを描いた、緊迫感あふれる戦争ドラマ。-Movie Walker-
あらすじ<STORY>
ヒトラー率いるナチス党が支持を拡大していた1930年9月、海軍士官学校を経てキールのバルト海海軍基地に通信将校として勤務していたラインハルト・ハイドリヒ(ジェイソン・クラーク)は、社交場で出会った貴族階級のリナ・フォン・オステン(ロザムンド・パイク)との婚約を決意する。しかし女性関係が奔放だったため、ある娘の父親で海軍上層部にコネがある男から訴えられ、不名誉除隊となる。ハイドリヒはナチ党支持者婚約者リナに励まされ、ナチス党親衛隊(SS)指導者ヒムラーと面接する。ヒムラーはハイドリヒの優秀さに感銘を受け、SS内部の情報部立ち上げを任せる。ハイドリヒはドイツ全土にSS保安部(SD)の情報網を築き、諜報活動で頭角を現す。ヒトラー政権成立後は警察も手中に収め、警察機構とSDを国家保安本部(RSHA)に統合する。RSHA長官となったハイドリヒはヒムラーに次ぐSS・警察の実力者となり、絶大な権力を得ていく。ナチスが占拠地域を広げるなか、チェコの統治を始めたハイドリヒは、反体制勢力に対する弾圧や公開処刑を頻繁に行う。ハイドリヒの統治に危機感を抱いた英政府とチェコスロバキア亡命政府はハイドリヒ暗殺計画を立案し、亡命チェコスロバキア軍人からヤン・クビシュ(ジャック・オコンネル)、ヨゼフ・ガブチーク(ジャック・レイナー)を含む数名の若者をパラシュートでチェコ領内に送り込む。ヤンとヨゼフはチェコ国内のレジスタンスらの協力を得て、襲撃の機会を伺う。任務の間に、ヤンは協力者の女性アンナ・ノヴァーク(ミア・ワシコウスカ)と激しい恋に落ちる。1942年5月27日、暗殺計画は危うくも成功するが、ナチスは容赦のない報復に乗り出す。複数の村を消滅させ、男性は処刑、女性と子供は強制収容所に送る徹底ぶりで、プラハの中心部にある聖キュリロス・聖メトディオス正教会の地下室に匿われたヤンとヨゼフも、暗殺部隊の支援者への拷問によって居場所を突き止められてしまい……。
●キャスト●
Reinhard Heydrich | ジェイソン・クラーク |
---|---|
Lina Von Osten | ロザムンド・パイク |
Jan Kubis | ジャック・オコンネル |
Jozef Gabcík | ジャック・レイナー |
Anna Novak | ミア・ワシコウスカ |
●スタッフ●
監督 | セドリック・ヒメネス |
---|---|
原作 | ローラン・ビネ |
下記のコメント欄、またはメールフォームまでお送りくださいませ!
お気軽に書き込んでください!!
映画『ナチス第三の男』を観た人の感想、評価、口コミ
◉『ナチス第三の男』
『HHhH プラハ、1942年』の映画化作品。
前半はラインハルト・ハイドリヒの半生、ナチ党員のリナと出会い、
ヒムラーと共にSSを拡大させ赤軍、突撃隊と葬り去りユダヤ人の殲滅の妄執を描く。
後半はエンスラポイド作戦に従事するチェコのふたりの青年の青春譚とその凄惨な顛末。
◉『ナチス第三の男』。
ミステリ読者にもおなじみ、『HHhH プラハ,1942年』の映画化です。
原作の、語り手が作中を自在に行き来する手法は再現されませんが、
豪華なキャストをフルに活かし、ハイドリヒ暗殺の史実に迫り、いい出来だと思います。
◉ベストセラーの映画『ナチス第三の男』監督がセドリック・ヒメネスで不安を覚えた。
前作『フレンチ・コネクション』がイマイチだったからだ。Jクラーク、Rパイク、Jオコンネル、Mワシコウスカら俳優陣は素晴らしい。
米国版ポスターも素晴らしい。が、案の定の結果だった。
◉映画をハシゴ『ミスター・ガラス』+『ナチス第三の男』。
どちらも良かったけれど、推し(マカヴォイくん+Wジャック)の演技にクギづけとなって大満足♪♪
◉見たい映画たちが怒涛の公開ラッシュ!
会社帰りに2本見るぞと鼻息荒くチケットも買ったのに、
「ナチス第三の男」を見終えた時点でもう無理…。さらばサスペリア。
◉ナチス第三の男
唯一成功したナチス高官の暗殺作戦
その対象となったハイドリヒの物語
史実を調べてから観たけど、この映画は少し予習してから観た方がよさそう
暗殺者視点の物語も同時進行するので油断していると置いていかれそうになる
◉ハイドリヒを撃てナチの野獣暗殺作戦
チェコ、イギリス、フランスの合作映画
ナチス第三の男と対称の、暗殺者サイドを描いた物語
作品中に漂う重い空気は観てて苦しくなるほど
作戦は成功するが、およそ希望と言えるような物は感じられない
若者たちの心の内が剥き出しに描かれた作品
◉『ナチス第三の男』
冒頭5分見たけど、不穏なスコアが鳴ってるなか出てくるワインスタイン・カンパニーのクレジットが禍々しくてオモロかった。
怪我の功名的効果(笑)
◉『ナチス第三の男』。
ヒトラー、ヒムラーに続く第三の男ハイドリヒを描くドラマ。
前半はハイドリヒやその妻を追い、後半は彼の暗殺計画=エンスラポイド作戦に重点を置く。
主観を変える構成が興味深く、様々な立場の人の心情が伝わってくる。
作戦パートのドラマが悲劇的で胸を締め付けられた。
◉『ナチス第三の男』
前半は妻リナにより怪物へと変貌していくハイドリヒに注視し、
後半はエンスラポイド作戦の顛末を描く少しトリッキーな作り。
この仕掛けは一長一短。多角的な歴史考証としては◯。
願わくばR.パイクの毒嫁をもっと堪能したかった。
http://hhhh-movie.asmik-ace.co.jp/comment.php
※皆様からの感想や口コミも随時募集しています☆
下記のコメント欄、またはメールフォームまでお送りくださいませ!
お気軽に書き込んでください!!