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【レビュー】映画『午前4時にパリの夜は明ける』


【2023年4月21日公開,111分】

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【監督・脚本】ミカエル・アース【脚本】モード・アメリーヌ、マリエット・デゼール

【キャスト】

エリザベート シャルロット・ゲンズブール
マチアス キト・レイヨン=リシュテル
タルラ ノエ・アビタ
ジュディット メーガン・ノーサム
ユーゴ ティボー・ヴァンソン
ヴァンダ・ドルヴァル エマニュエル・ベアール
マニュエル・アゴスティニ ロラン・ポワトルノー
ジャン ディディエ・サンドル
レイラ リリット・グラミュグ
カルロス カリスト・ブロワザン=ドゥタズ
ドミ エリック・フェルドマン
マリ=ポール オフェリア・コルプ
フランシス ラファエル・ティエリ
教師 ゾエ・ブリュノ

孤独な少女との出会いが「家族」の絆を強くする――深夜ラジオがつなぐ、愛おしく大切な7年間の物語。
1981年、パリ。結婚生活が終わりを迎え、ひとりで子供たちを養うことになったエリザベートは、深夜放送のラジオ番組の仕事に就くことに。そこで出会った家出少女のタルラを自宅へ招き入れる。ともに過ごすなかで「家族」はそれぞれの人生を見つめ直していく…。
夫との別れ、新たな出会い、子供たちの成長――訪れる様々な変化。不安や戸惑いを覚えながらも1歩ずつ前へと進んでいくエリザベートの姿が、観るものの胸を打つ。ラジオから流れる優しい声に耳を傾けるうち、些細な、あるいは平凡にさえ見える出来事こそが人生の一大イベントであり、本当の意味でのドラマチックな変化だということに気づかせてくれる。-公式サイト-

あらすじ<STORY>

1981年、パリ。結婚生活が終わりを迎え、ひとりで子供たちを養うことになったエリザベートは、深夜放送のラジオ番組の仕事に就くことに。そこで出会った少女、タルラは家出をして外で寝泊まりしているという。彼女を自宅へ招き入れたエリザベートは、ともに暮らすなかで自身の境遇を悲観していたこれまでを見つめ直していく。同時に、ティーンエイジャーの息子マチアスもまた、タルラの登場に心が揺らいでいて…。
訪れる様々な変化を乗り越え、成長していく家族の過ごした月日が、希望と変革のムード溢れる80年代のパリとともに優しく描かれる。

映画『午前4時にパリの夜は明ける』を観た人の感想、評価、口コミ

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◉『午前4時にパリの夜は明ける』
よかった。良い映画は人生に似て灰色だが、
それにもかかわらず生のきらめきに満ちているものだ。

深夜ラジオの収録の場面で、
よるべない家出少女がはじめて自分の名前を口にする時の、
不安と精一杯の勇気に満ちた張りつめた声の美しさに、胸を貫かれるような思いがした。

 

◉『午前4時にパリの夜は明ける』
拝見。

記憶に残った『アマンダと僕』ミカエル・アース監督×シャルロット・ゲンズブール。
80年代パリを舞台にしたシングルマザーの物語。

素敵な要素は多々あるのですが、窓から見える夜景がとかく美しくて。
空間演出に心奪われました。

 

◉『午前4時にパリの夜は明ける』
80年代のパリ。母として女性として人としてのエリザベートの歩みが素敵。
母性の対象が自分の子たちだけでないところも。
彼女の声であの番組を聴きたい。タルラは本来きちんとした子だと感じた。
フランス語、いいな…良き作品。

 

◉『午前4時にパリの夜は明ける』
ミカエル・アースは前2作とも好きなので鑑賞。
80年代のパリが舞台。「満月の夜」や「北の橋」が出てきたりして、
映画好きにはたまらない作品でした。
シャルロット・ゲンズブールと若手女優のノエー・アビタが素晴らしい。

 

◉『午前4時にパリの夜は明ける』
どこにいようと、誰といようと、自分が誰であろうと、
人はいくらか孤独だ、という事実を柔らかい灯りで照らす良作。
母親である同時に泣き虫な少女の様なシャルロット・ゲンズブール、
安定感のあるエマニュエル・ベアール、そして子供たちも魅力に溢れてた。

 

◉『午前4時にパリの夜は明ける』
感想。
主人公は結婚生活が終わり深夜ラジオの仕事に就いたばかりの女性。
その息子や、家出をした18歳の少女との交流が始まる……。
80年代のパリの空気感で包んだ、7年にまたぐ家族の変化と成長をとらえた優しい作品。
人々の「連帯」を感じたい方にぜひ。

 

◉『午前4時にパリの夜は明ける』
起承転結なし、いちファミリーの数年間を切り取ったものなんだけど、
それが良かった…すごく好みの映画でした。
舞台がスマホのない時代なのでチャカチャカしないのも心地よい。満足😊

◉『午前4時にパリの夜は明ける』
美しく繊細で、詩的な映画。シャルロットの佇まいに見惚れていた。
暖かい家族の一面が緻密に描かれていて、その表現がとても愛おしい作品。
観終わった後の充足感が素晴らしい。
サントラも秀逸、台詞選びのセンスの良さに感嘆。

 

◉『午前4時にパリの夜は明ける』
泣く。
80年代フランス映画への憧憬が、シャルロット・ゲンズブールのちょっとした所作に滲んでいる。
脆さと強さを行き来するシャルロット自体が既に歴史そのものというか。凄いな。
ベアール様とのシーンに胸がいっぱいになる。素晴らしい作品!

 

◉『午前4時にパリの夜は明ける』
ある家族の7年間を一緒に体験してみてください。

 

◉『午前4時にパリの夜は明ける』
観てきました。
フランス映画なので淡々と進むわけだけれど、
それでも支え合いながら生きていくのよねという感じが良かった。
全面窓ガラスのリビングのコーナーも良かった。あそこに座ってボンヤリしたい。

 

◉『午前4時にパリの夜は明ける』
鑑賞。
繊細で優しさに溢れた映画。
決してあらゆる面で余裕がある状態ではないエリザベートだが、
他人を思いやり優しく接する事で自分自身も前向きになっていく姿は感動を覚え温かい気持ちにさせてくれた。
映画を通して優しさに触れたい人にはおすすめの作品。

 

◉『午前4時にパリの夜は明ける』
どこまで描くのか。敢えて描かない。
よくある言説の想像の余地とかとは違うもの感じ。非常に快い映画でした。
小さな不幸せと小さな幸せ。その時は幸も不幸もなくただ目の前に必死で。沁みる作品でした。
映画思い返す度、自分を振り返る度、懐かしさと新しい感情起こりそう。

 

◉『午前4時にパリの夜は明ける』
深夜の友は真の友。
高校生の娘息子抱え離婚した女が生活の糧に選んだのは深夜ラジオDJに繋ぐ電話受付。
新たな生活には子どもと同世代の家出娘も関わるようになり…
80年代パリに乗り合わせた市井の人々の7年、
その悲喜交々を優しく見守るように描いた秀作。佳かったぁ。

 

◉『午前4時にパリの夜は明ける』
しっとり沁みる名作を観たい人、
1人で何かを抱えて頑張ってる人、ぜひ今作に浸ってください🎬

 

◉『午前4時にパリの夜は明ける』
僕は主題は「80年代」だと思います。
80年代の空気のなかで、夢破れ希望を失った女性はどう現実と折り合いをつけ、
生きていっただろうか、というのをその「空気」込みで見せようとしている。

 

◉『午前4時にパリの夜は明ける』
鑑賞。
特典配布されてたビスケットの甘すぎない後味が作品とリンクしてて謎の感動

 

◉『午前4時にパリの夜は明ける』
鑑賞。
今はもう51歳のシャルロット・ゲンズブールが泣かせる…。
フランスのお菓子まで貰ってw

 

◉『午前4時にパリの夜は明ける』
挽歌の気配、連帯する女たち
題「夜の乗客」。その名はまた暗闇で映画を見る観客を暗示しているのだろう。
明確な答えも慰めもここにはない。
それだけに、夜明けへの憧憬(しょうけい)がいっそう胸を打つ。

 

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最新みんなのレビュー

更に延長してほしい‼️

Rated 5.0 out of 5
2024年3月28日

今日で16回目の佐久間担です。毎回、驚いてるのは平日なのに、ほぼ満席。更に毎度驚きは、大学生ぼい男子の集団や、サラリーマン風の男性、カップルが必ずいる。面白い映画だからこそ色んな方が見て大ヒットしてると感じた。オリジナル作品て本当に面白いし、素晴らしい!もっと多くの方に見てほしい‼️全国の映画館に更なる延長お願いしたいです。

佐久間担

札幌シネマフロンティア延長!!

Rated 5.0 out of 5
2024年3月27日

札幌シネマフロンティアは3月28日で上映終了で、ガッカリしてましたが、4月4日まで延長となりました❗ただ毎日、朝8時台の一回だけなので、家を7時頃出ます。マジ会社行くより早い😭でも、ルンルンです。もっと延長になり、せめて1日2回上映してほしい❗素晴らしい映画は何度見ても新たな発見あることを体感してます。同じ映画を10回以上見たのは初めてです。札幌シネマフロンティアさん更に延長お願いします‼️

サックンラブ

最高!

Rated 2.0 out of 5
2024年3月27日

監督を始め、制作スタッフの皆様が原作が好きで、原作を本当に大切に思って下さっており、リスペクトが感じられる素晴らしい作品でした!

そのため原作にないシーンも違和感なく、キャラそのままで最高でした!

原作からの大ファンですが、続編も絶対観たい!今後登場するキャラも信頼しかないです、本当に楽しみです!

ゆー

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