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【レビュー】映画『寝ても覚めても』

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映画『寝ても覚めても』口コミ感想ネタバレ 映画『寝ても覚めても』あらすじ 公開上映中おすすめ映画

「120分を3時間以上に感じる濃密さ!」「女のエゴ、男の弱さ、ほんと上手い!」「衝撃過ぎてしばらく映画見たくなくなる!」


上映中【2018年9月1日(土)公開】

 

芥川賞作家・柴崎友香の小説を東出昌大主演で映画化したラブストーリー。顔がそっくりな2人の男と1人の女との愛の行方がつづられる。『ハッピーアワー』が国内外の映画祭で評価された濱口竜介の商業映画デビュー作で、第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出された。ヒロインの朝子を演じるのはモデル出身の新鋭・唐田えりか。-Movie Walker-

 

あらすじ<STORY>

東京。カフェで働く朝子(唐田えり)は、コーヒーを届けに行った先で亮平(東出昌大)と出会い、真っ直ぐに想いを伝えてくれる亮平に戸惑いながらも惹かれていく。ふたりは次第に仲を深めていくが、朝子には亮平に告げていない秘密があった。亮平は、かつて朝子が運命的な恋に落ちた恋人・麦(ばく)(東出昌大)に顔がそっくりだったのだ……。

●キャスト●

東出昌大
唐田えりか
瀬戸康史
山下リオ
伊藤沙莉
渡辺大知
仲本工事
田中美佐子

●スタッフ●

監督濱口竜介
原作柴崎友香
※皆様からの感想や口コミも随時募集しています☆

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映画『寝ても覚めても』を観た人の感想、評価、口コミ

◉寝ても覚めても、めっちゃ良かったな。
特に唐田えりかさん素晴らしかった。何考えてるかわかんないけど共感しちゃう絶滅な演技だった。
原作の小説は映画と真逆でこの主人公の独白だけで構成されてるらしくてそっちも気になる。
佐々木敦の評論読みたいけど原作読んでからにしようかな。

 

◉もしかして、もしかすると、『寝ても覚めても』今年のマイベスト映画なのでは……

 

◉邦画には映画館で観る価値をあまり感じない、という意見もある。
確かに海外のスケールのでかい映画とは明らかに違うと思うからそれは求められないし、
「寝ても覚めても」も規模の小さな話ではあるのだが。
ただ、ずーっと心臓バクバクいってた。ある意味、私には大スペクタクルだった。

 

◉『寝ても覚めても』が傑作過ぎてヤバイし
『寝ても覚めても』と『恋の豚』という二本の傑作を同時にかけているテアトル新宿もヤバイ
とにかく『寝ても覚めても』が衝撃過ぎてしばらく映画見たくなくなる

 

◉『寝ても覚めても』
思い返してもダラダラしたメリハリのない映画だった。
この映画のあとに観た映画が素晴らしかったから余計にそう思う。

 

◉良い匂いがしていた映画「寝ても覚めても」を試写で観て、
こんなに胸が痛いのにこんなに許せないのに惹きつけられてしまうのは何故だろうとまだ余韻に浸っている。
愛に打算は何処かしらあるのかもしれない、だけど愛は深く、愛には答えなんてそもそもないのかもしれない。

 

◉『寝ても覚めても』。カンヌ国際映画祭に出品された注目作。
ヒロインが勝手すぎてイライラするが、掴み所のない男性・麦のキャラクターが、いかにも幻惑的な恋を象徴している。
恋だけでなく友人と一緒に居るシーンも多く、「他者と自分」がもたらす影響について考えさせる。作家性の強い作風が◎。

 

 

◉『寝ても覚めても』むしろこっちがカンヌパルムドールじゃないんだっていう驚き。
もちろんあちらも素晴らしい映画ですけども…社会派じゃないから?
映画としての強度というか、到達点の高さというか…フィルム内の尋常じゃない質と密度

 

◉「寝ても覚めても」観た。大傑作。
現時点で今年の邦画ベスト。形容する言葉がそう簡単に出てこないほど心を揺さぶられてしまったのは久々。
恋愛は川だ。汚い川だ。今まで見たことのない東出昌大や、捉えどころのない唐田えりか、存在感のある脇役たちがそんなことを教えてくれる。
半端ない映画です。

 

◉「寝ても覚めても」
明確に今年ナンバー1の邦画を見たと断言できます。これはとんでもない映画だ…。愛は海ではなく川。
どこまでも美しく包み込んでくれるものなどではなく、澱みながらも共に流れていくもの。
ラストカットの交わらない視線に永遠を見た!!これは絶対に見て欲しい!!

 

 

◉柴崎友香『寝ても覚めても』原作は――これはもしかするとそのどちらの場所にも住んだことのある者に特有の感じ方かもしれないけれど――恋愛小説というよりも、大阪と東京の話(つまり顔が良く似てるが別人の麦と亮平の二人はそれのこと)であると私は感じた。

 

◉自分の本性を思い知らされてしまうような悪夢を見て、目が覚めたときに苦痛とともに清々しさが残っていることがあるけど、『寝ても覚めても』を観るという体験はそれに近かったな、途轍もなくリアルなのに観終わったときの心地が夢のあとのそれで混乱している、上質なホラー映画を観たときと似ている

 

◉これが本当の幸せなのだと現実で塗り固めてきた忘れることのできない過去=覚めた夢が、その現実を食い破ろうとする気配が常に画面に漂っている、わたしたちが辛うじて成り立たせている日常がいとも簡単に迎えてしまう破局の予感が、常にその塗り固めた日常の幸せの隣にある

常に画面に充溢するその気配を作っているのは、交わされる言葉やその発語の肌理、予感される破局のグロテスクといま確かにそこにある幸福の境界を捉えるカメラなのだが、この最小限の要素でここまで映画を豊かに撮れるのだなと驚いた

 

◉「寝ても覚めても」鑑賞。
凄いなぁ、巧いなぁ、不穏だなぁと思って感心してると時折「ひっ!」と息を呑むショットやシーンが現れる。黒い東出が愛しいのは好きな女の子と距離を詰める脚のショットがあるから。白い東出が怖いのは前触れなくドアの前に立ち、影から歩み寄るから。

黒い東出(亮平のことね)に対する演出は丁寧な恋愛映画のそれ。
クライマックスまで引き伸ばされる上下関係や、足のマッサージ、帰宅困難場面に置ける切り返し。
特に3つ目が感動的なのは震災によってグラグラした二人が始めて真っ正面から互いを見つめ、抱き合うから。アクションの順番が巧み。

 

◉『寝ても覚めても』観た。二人の東出昌大に惚れられる私。
それだけなら夢小説だが、他人との関係性の信じられなさがほとんどの場面で通底しヒリヒリ。
凡百の作品ならそこで完という所では終わらず、先の先の先へと進んでしまう。120分を3時間以上に感じる濃密さ

 

◉今朝のボクらの時代も面白かったなー。
東出昌大×瀬戸康史×渡辺大知(敬称略)の寝ても覚めてもの三人。
面白くて二回見てしまった、昨日映画観た後だったし。映画は特に後半の渡辺大知君の表情とゆうか、目や口が凄いとしか言えない。
色即ぜねれいしょんから観てるから大きくなったなぁという気持ち。

 

◉またすごい映画観てしまった!濱口竜介監督「寝ても覚めても」女のエゴ、男の弱さ、ほんと上手い!
主演のお二人美しくて観てて飽きない。脇も良かった!おすすめですよ。

濱口竜介監督作品はどれもほんといいですよ!
なかなか見る機会がないと思うけど(尺が長いのが多い)。「親密さ」は誰彼なくオススメしてます。

 

◉濱口『寝ても覚めても』大傑作。夜闇の深さだけで今年ベスト確定。

 

◉『寝ても覚めても』
突然消えた愛する人と瓜二つな別人。失った心に縛られ後ろめたさを抱えながらも前に進む朝子。けど環境変われど変わらぬものは確かにあるし結局縛られたまま。正しい事が何かわかってても逆らえない感情がポッと顔を出す。理屈じゃない愛の醜さと美しさにザワつきMAX!愛おしい傑作

 

◉映画『寝ても覚めても』を観てきた。これはちょっと140字では書ききれんわ。
台詞も怖いけど画も怖い。でも、堕ちるところまで堕ちない見事な終わり方。
そう、人間が生きて行くって結局こんな感じなんとちゃうかな。一人ひとりにいろんな麦や亮平や朝子がいる気がする。原作も読も。

 

◉この映画、主演の唐田えりかさんも、対照的な二役を演じた東出昌大さんも当然素晴らしかってんけど、飯塚健監督作品の常連で、僕のお気に入りの伊藤沙莉さんがこれまた素敵やったね。んで、この3人の関西弁、ネイティブにはちょっと違和感もあったけど、よう練習したんやろね。良かったわ。

 

◉寝ても覚めても、tofubeatsのBGMが良い距離感をずっと保ってたんだけどエンドロールでめちゃくちゃ作品に寄り添った歌詞でぶつけてきたの、めっちゃグッときたんだよなぁ。内容が内容だけにあのエンド曲の有りなしで鑑賞後の心持ちまったく違うよ。作品全体の解釈が変わるって言ってもいいレベル

 

◉『寝ても覚めても』は別にSFでも何でもないんだけど、この世界きっとすぐに滅亡するよなと感じてしまう不思議な映画だった。
『予兆 散歩する侵略者』観た時と同じ感触。

 

◉「寝ても覚めても」。ハコで、出来れば早めに観に行ったほうがいいです。
時代が変わる空気を感じてほしい。そして何十年後かにみんなで語り合ったり、次世代に語り継ぎたい。

 

◉『寝ても覚めても』歩み寄る足のカット、不意の口付け、高速の件など、反復は白い服の麦と黒い服の亮平を持って行われ、どちらが夢/現実なのか朝子は困惑してしまう。隣り合った二人は同じ方向を見て、しかし汚い/綺麗という。交わらぬ視線、その相容れなさ。恋愛映画とは思えぬ不穏さに満ちている。

 

◉「寝ても覚めても」観てきました。
いまだに抜け出られない余韻。人は間違う。大切なことを見失う。
でも必死にもがいて……朝子は幸せになれただろうか。

 

◉『寝ても覚めても』
反復、切り返し、役者のカメラ目線、ローアングル、突然の手持ち。どこを取っても良い。
東出くんは過去最高の映り。
『予兆』『菊とギロチン』と日本を代表する役者の1人としての地位を確立した感じ。今後もこの役者がスクリーンでみられると思うと嬉しいとしか言いようがない。

 

◉『寝ても覚めても』テアトル新宿にて鑑賞。
恋愛映画において、味わいたいのは物語ではなく空間である。
言わば、すべての恋愛映画に言えるのかも知れないが、より「これは夢じゃないか」感が常につきまとうこの映画。
主人公カップルに並走する二組の友人たちの役割が素晴らしい

 

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