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【レビュー】映画『ピアッシング』

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「異質な雰囲気が全編で流れるぶっ飛んだ作品!」「美術的な構図を多用したビジュアルがスタイリッシュ!」「原作ファンも納得の圧巻作だと思う!」


上映中【2019年6月28日(金)公開】

 

殺人衝動を持つ男と自殺願望を持つ女の出会いを描いた、村上龍の同名小説をハリウッドで映画化したサイコスリラー。娘をアイスピックで刺したいという衝動を抑えるためにSM嬢の殺害を計画した男。だが、彼女が自殺願望を持っていたために事態は混迷していく。監督は米インディーズ界の新鋭で日本文化を敬愛するニコラス・ペッシェ。-Movie Walker-

 

あらすじ<STORY>

高層マンションの一室で、リード(クリストファー・アボット)は無邪気な幼い娘にアイスピックを向けていた。あと一歩で突き刺さしそうになったところで、妻のモナ(ライア・コスタ)が目を覚まし、踏みとどまる。殺人衝動に取り憑かれている彼には、娘から衝動を駆り立てる幻聴のような声が聞こえていた。そして衝動から逃れるため、SM嬢をホテルに呼び出して殺害する計画を立てる。出張用の旅行バッグにアイスピックと縄と拘束具を忍ばせ、会話も動きも入念にリハーサルし、女を待つリード。やってきたのは、どこかあやうい雰囲気を漂わせるジャッキー(ミア・ワシコウスカ)という女だった。シャワールームに入った彼女は、いつまで経っても出てこようとしなかった。苛立ったリードが堪らず扉を開けると、彼女は自分の足に刃物を突き刺し、血だらけになっていた。止めに入っても、ジャッキーはエキセントリックな声を上げ自傷行為を続ける。これはリアルな悪夢なのか、それともシュールな現実か。刃を外に向ける者と内に向ける者。衝動と願望が交錯していく。

●キャスト●

Reed クリストファー・アボット
Jackie ミア・ワシコウスカ
Mona ライア・コスタ

●スタッフ●

監督 ニコラス・ペッシェ
原作 村上龍
脚本 ニコラス・ペッシェ

映画『ピアッシング』を観た人の感想、評価、口コミ

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◉村上龍原作のアメリカ映画「ピアッシング」鑑賞。
ダリオ・アルジェント&ゴブリンファンはニンマリ。

 

◉映画『ピアッシング』を見た。
原作をシンプルに映像化した印象。見れて良かった。

 

◉映画「ピアッシング」初日へ。
心理描写がみっちりなされた原作と比べ、余白はかなり多め。
それでも主役の二人が抱く痛みは意味深ながらも十分に刺さってきたし、
二人が出会うことで化学反応のように生じる感情の動きや衝動はむしろ際立って目に映った。
原作ファンも納得の圧巻作だと思う。

 

◉映画「ピアッシング」
オープニング、何だっけ、コレ?…って本編観ながらも、
ずーっと頭の一部で思い出そうと必死。
観終わって帰宅途中やっと思い出す。そうだ!「テンタクルズ 」だ!
撮影はダリオ監督「シャドー」のルチアーノ・トボリ風のところも!

 

◉ミイラ捕りがミイラに……映画『ピアッシング』見てきた。
うーん。この作品が上手くいってるとは思えないが、
他にいくらもある上手くいってる作品よりも可能性を感じる。
この監督には大いに注目していこう。

◉映画ではバックグラウンドがまったく描かれなかった千秋(映画ではジャッキー)だったけど、
ときどきキッと相手を見据える彼女のきれいな眼球が、
今にもこぼれそうなほどいっぱいの涙でうるうると濡れていたことが強烈に印象に残っている。

 

◉映画「ピアッシング」観了。
原作は村上龍とのこと。
またポスト・タランティーノ的なアレかと思わせる幕開け。
でもユニークな切り口でコトは展開。殺人願望男と自傷願望女の、需要と供給のすれ違い。
その攻防のイチャつきに愛おしさすら覚える。
これをポルノ感なく、周到な脚色で描ききる手腕もお見事!

 

◉『ピアッシング』。
村上龍の小説を映画化したサイコスリラー。
殺人衝動癖のある男と自殺願望を持つ女の一夜。

自傷行為など気分が悪くなるシーンが多いが、
美術的な構図を多用したビジュアルがスタイリッシュ。
特にエンドロールの高層ビル!
キューブリックやクローネンバーグを思わせる雰囲気あり。

 

◉ミア・ワシコウスカ出演『ピアッシング』を鑑賞。
偏執的な演出によって、異質な雰囲気が全編で流れるぶっ飛んだ作品!
村上龍原作では『KYOKO』、『ラブ&ポップ』、『オーディション』を超えた最良の映画じゃないだろうか。
ニコラス・ペッシェは新しいハリウッド版『呪怨』も監督予定。

 

◉村上龍の同名小説が原作の「ピアッシング」と言う作品。
ほんの数分の映像で背筋が寒くなるサイコっぷり…。多分きっと私はダメなやつ😅

 

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上映中の映画のみんなの口コミ、評価、感想|ENJOY CINEMA エンジョイシネマ

最新みんなのレビュー

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2024年4月22日

何度か観に行く度に感動する映像美。

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それぞれの恋愛の要素に

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あらら

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人物もアクションも衣装も風景も、とにかく再現度が素晴らしい。

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