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【レビュー】映画『ドッグマン』

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「主演俳優の怪演に引き摺り込まれる感覚は凄いぞ!」「観終わった後の余韻がすごい!」「悲壮感と清々しさが奇妙に入り混じるラストショットが秀逸!」


上映中【2019年8月23日(金)公開】

 

「ゴモラ」のマッテオ・ガローネによるサスペンス。イタリアのさびれた海辺の町で、“ドッグマン”という犬のトリミングサロンを経営するマルチェロは、娘と犬を愛する温厚な男だった。だがある日、暴力的な友人シモーネの儲け話を断れず、片棒を担ぐ羽目に。第71回カンヌ国際映画祭主演男優賞、パルム・ドッグ賞受賞。ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞作品賞、監督賞を含む9部門受賞。-Movie Walker-

 

あらすじ<STORY>

イタリアのさびれた海辺の町で、質素ながらも“ドッグマン”という犬のトリミングサロンを経営するマルチェロ(マルチェロ・フォンテ)は、娘と犬をこよなく愛する温厚で小心者で、気のおけない仲間との食事やサッカーを楽しむ日々を送っている。だが一方で、暴力的な友人シモーネ(エドアルド・ペッシェ)との従属的な関係から抜け出せず、利用されていた。ある日、シモーネから持ち掛けられた儲け話を断り切れず、片棒を担いだために、仲間たちの信用とサロンの顧客を失ってしまう。娘とも自由に会えなくなったマルチェロは、元の平穏だった日常を取り戻すためにある行動に出るが……。

●キャスト●

Marcello マルチェッロ・フォンテ
Simoncino エドアルド・ペッシェ
Alida アリダ・バルダリ・カラブリア
Franco アダモ・ディオニージ

●スタッフ●

監督 マッテオ・ガッローネ

映画『ドッグマン』を観た人の感想、評価、口コミ

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◉ドッグマンみました

異国系の気弱な主人公とイタリア系の暴君とのお話は
今の世界の縮図にも見えてきて恐ろしいものでした…

主人公役の俳優はまるで犬と会話しているようにもみえてすごい演技でした

 

◉映画ドッグマンが心に突き刺さり、
見終わってだいぶ経つのに余韻が消えない。

のび太みたいなペットトリマーの主人公は、
隣人やジャイアンみたいな友人の口調や暴力に負け、従い、振り回される。

その様はまるで犬と飼い主であるが、
暴力に抗うようになる主人公の姿は人間的でもある。
この夏屈指の快作

 

◉イタリア映画『ドッグマン』。
生身の生き物が生きる世に起こりうるリアリティを容赦なく描いた傑作。
これから観る人には、このタイトルとチラシのヴィジュアルだけで
好奇心を感じつつ映画に没入することを勧めたい。

 

◉映画「ドッグマン」
犬と娘を愛し、犬用サロンを経営する主人公。
暴力的な友人に壊された日常を取り戻すべく行動するが……

不条理ではあるが主人公に非が無い訳ではなく……
犬を手懐ける感覚で友人も手懐けようと諦めない、
ひたすらに不器用な男のお話でした😔

 

◉イタリア映画『ドッグマン』を鑑賞。
いい歳になってるのに、武闘派な友人からいろいろ命令受けてて、
犬のように忠実に従い続けている田舎のおじさんの話。

イタリア社会のマッチョさが「うわ…!」となるくらい、よく出ていてリアル。
日本の田舎でも、ヤンキー同士でこういう関係性あるよね。

◉『ドッグマン』鑑賞
犬と娘を愛する頼りなさげな男と腐れ縁の薬中狂暴男。
その設定で既に理不尽さが見えるけど、
観ながらずっとモヤモヤと心に抱いた嫌悪感は主人公の善と悪の選択が
紙一重で自分もきっと迷うからかも…。
うー虚無感。主演の演技が秀逸。あと犬達めちゃ可愛い🐶

 

◉ドッグマン鑑賞終了。
凄い映画だわ

 

◉DOGMAN ドッグマン 鑑賞

胸糞悪い映画です。スッキリもしません。
動物虐待のシーンもあります。

でもこれがリアルなのかと、映画って決して観れば楽しくなったり
面白かったりするとは限らないんだなーと そんなイタリアの作品

 

◉『ドッグマン』鑑賞。
小さな街に暮らす粗暴極まりない男に、
人生を弄ばれてきた卑小な「友人」の過酷な日常を綴った不条理劇。

全編観る者の辛抱の限界を試す様な「イラつく」場面が続くが、
最後に待つのはフェリーニの「道」を思わせる不思議な詩情。

 

◉『ドッグマン』鑑賞
事前に〝大人のドラえもん、但しドラえもんは出てこない(°▽°)〟
のと情報を得てたので初めはのび太とジャイアンに見えてたけど
実際はもっと人間臭くて生々しい話だった💦

不条理劇で好き嫌いはハッキリ分かれそうだけど
主演俳優の怪演に引き摺り込まれる感覚は凄いぞ!な作品😌

 

◉『ドッグマン』鑑賞。
犬と娘を愛する心優しい男が、村の厄介者と関わってしまったことがきっかけで人生の歯車が狂ってゆく。
ストーリー後半にかけて主人公の追い込まれていく精神的な描写が見事。
物事の真相を主人公が可愛がっていた犬達に目撃させている点も巧みだなと思った。

 

◉『ドッグマン』鑑賞
友人達だけでなく暴力的で理不尽なシモーネにも従順な
マルチェロは店の名前と同様に“ドッグマン“のよう。

次々に不条理な状況に絡めとられていく姿が痛々しい。
悲壮感と清々しさが奇妙に入り混じるラストショットが秀逸。

 

◉「ドッグマン」鑑賞。
人生の悲しき流転を愛娘との交流をアクセントにして描く秀作。
「言いなり」と敢えて言うなら人を憎みきれない「弱さ」
長いものに巻かれる人生の中に見出した一筋の光明。
強者、弱者の違いなどほんの紙一重。
やり切れなさの残る「痛い」映画。

 

◉「ドッグマン」鑑賞。
犬のトリマーの店を営む善良な小市民の男が
街の粗暴な友人に振り回されていく悲劇を描いたダークなドラマ。
なかなかの良作!
心優しい主人公だが不運なのは自業自得?
悲惨な目に合うこの役を演じた俳優の容姿や声がとってもしっくりくる。
人生とは不条理だなー😩

 

◉『ドッグマン』鑑賞
マッテオ・ガッローネ監督作。いやー面白かった。
トリミングの店を経営し、犬好きで、娘を愛する男マルチェロ。
彼には手に負えないレベルのジャイアンを100倍悪くしたような友人シモーネがいる。

マルチェロとシモーネの間に決定的な事件が起き、その後の展開が見事。
主演のマルチェッロ・フォンテも名演だし、
まず撮影が最高なので大変堪能させていただきました。

 

◉『ドッグマン』。
善良な主人公が、弱さと欲ゆえ巻き込まれる善意(手助け)の掛け違いにより、
負のスパイラルへと陥っていく不条理ドラマ。

主人公の“誰にでも向けてしまう笑顔”が、彼の生きる術だったと思うと切ない。
旅行では絶対に行かないであろうイタリアのロケ地が印象的。

 

◉『ドッグマン』を鑑賞。
マルチェロとシモーネの関係性に疑問を持ちつつ、
何故あんなに尻尾を振るのかイライラしつつも見入ってしまう。

さびれた海辺の街が廃墟のような雰囲気で日常を描いていても
どこか非日常を感じてしまう。
いずれ人は裏切ってしまうけど、犬は裏切らないなぁ。

 

◉『ドッグマン』
暴力で支配される傍若無人な腐れ縁、
途方もないジレンマの中、
永遠に逃れられないと悟った小心者の主人公。

日々の暮らし、ささやかな幸せを守るため、彼が取った行動は。。。

奇妙過ぎて、圧倒的過ぎて喉がカラカラになりました。
この言葉にならない感情がまだ続いてる

 

◉『ドッグマン』。
善良だが小心者の主人公と彼を暴力で支配する友人。
2人の奇妙な関係性を示す冷静な描写の中に、
主人公の積もりゆく鬱憤がスリリングに浮かび上がる。

クライマックスの戦慄とラストシーンの寂寥感!
全く無名だったという主演俳優の圧倒的存在感も強烈。
破壊力半端ない必見作。

 

◉『ドッグマン』
題名はトリミングサロンの店名なのだが、いい得て妙。
単純な善悪問題や主従関係でないあたりに人間の複雑な側面をうまく表現している。
小さなコミュニティの閉鎖的怖さも感じさせる一筋縄ではいかない作品。キャストが良い。

 

◉『ドッグマン』
果てしない虚無感が鑑賞後に襲いかかった。
コミカルさが物悲しさに拍車をかける。

 

◉『ドッグマン』
娘と犬を愛し隣人とも良好な平和的で小心者な主人公と、
沸点の低い乱暴者。従属的ながらも友人として接していたが、
積もった鬱憤が限界に達する。
景気の悪そうなロケーションと主人公の演技が素晴らしかったです。

 

◉『ドッグマン』
支配と懐柔の共依存が、互いの読み違えで倒錯していく負の連鎖劇。
暗転する中盤からはマルチェロの心情のままに、寂れた町が加速して死んでいく。
ラストは寓意性も加わり、心に渇いた風が吹く。改めて容赦のない救えなさかある

 

◉『ドッグマン』
トリミングサロンを営見ながらも犯罪の片棒を担いでしまう小心者マルチェロ。
冒頭の獰猛な狂犬を手なずけるシーンが象徴的。

彼の人物描写を最低限の台詞と映像表現で魅せる手腕は素晴らしい。
横暴なシモーネは友人だったのか?虚無感に溢れるラストのモヤモヤに悶絶!

 

◉『ドッグマン』
実話ベースの話を淡々という映画なのだろう。
心揺さぶられることもユーモアもほぼなく個人的には好みではない。

主人公がその地獄からどう抜け出すのかという興味はそそられるが、
主人公のアホさ加減にイラつき距離を感じる。

 

◉『ドッグマン』
犬も好きですから。
評価:★★★★★
殺されたり犯罪に加担させられなくて良かったワン。

 

◉ドッグマン
マッテオガローネ監督最新作❣️
カンヌで主演男優賞、ベストドッグ賞を受賞🐶
いやー、すごい余韻の映画
イタリア映画ここにありって感じ❣️❣️
こういうの待ってたよ!

 

◉ドッグマン

予告で強烈に惹かれながらも
「暴力的な事に犬が巻き込まれるのは嫌だ!」と自称愛犬家としては躊躇していました。
が、調べたらどうやら犬は安全らしい?と判り初日鑑賞。

想像通りハードです。
犬と娘を愛し愛される心優しい小柄な男が、
生きているだけで凶器の存在でしかない薬物まみれの
大男に絡んでしまったが故の予想外の顛末。

あの男さえいなければ幸せに暮らせたはずなのに、とか、
あの時話していれば違う展開になったのに、とか…
歯がゆさを通り越して、ダメだと頭では解りながらも、
コイツさえ…なんていう処罰感情に苛まれたり。。

真実を見つめていたのは犬たち。

余談ですが、パルムドッグ賞を受賞したのは
あのワンちゃんかと判明しましたがどの子もかわいい。
日本では見かけない犬種のコも出てきます😊

 

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