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映画 サンローラン の感想評価評判

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「煌びやかさ、深さ、浅はかさ、優しさ……に感情揺さぶられて、今静かに興奮してる。何度も何度も観たい」「スクリーンで映えるギャスパーの美しさ」

sanroran
上映中【2015年12月4日(金)】

 

60年代後半に頭角を現し、ファッション界に衝撃を与えた天才デザイナー、イヴ・サンローラン。そんな彼が世界的にブレイクを果たした67年からの10年間を描く人間ドラマ。天才と称えられながらも、その裏でスランプからすべてを見失い、苦悩するサンローランをギャスパー・ウリエルが演じる。-Movie Walker-

 

 

映画 サンローランを観た人の感想、評価、口コミ

サンローランが思ってる以上に攻めてる映画だってのは察した。

 

前者は綺麗に描かれているので万人受けするビギナー向け、後者は生々しく描かれているのでシネコンじゃなくミニシアターで上映するような玄人受けするアート映画に感じたかな。どちらも独自の魅力を放っていて大好きだけど・・・!<『イヴ・サンローラン』×『サンローラン』。

 

『SAINT LAURENT/サンローラン』はYSLの人生を含め彼を取り巻く環境というか時代の流れと共に全体像かつベルトラン・ボネロ監督独自の解釈とセンスで魅せていく攻め方に思えた。

 

サンローラン見てきたけどめっちゃクソどろどろだしなんかもうストーリー構成がわかりやすかったのは去年のイヴサンローランかなって感じだった…でもサンローランは作業シーンとかコレクションのシーンが多くてそれは見てて嬉しかったな

 

「サンローラン」ルル・ドゥ・ラ・ファレーズのレア・セドゥ、ベティ・カトルのエイメリン・バラデが、ちょうかっこよくて痺れました。

 

『サンローラン』まさにファッションの素晴らしさ。美しい色、絶妙な丈、抜群の着こなし。ギャスパーのスーツはすべてが完璧。麗しいラインのジャケットと幅広のパンツの気品、白衣の崇高さ。たまらん。(…て、ファッションに疎いんですがね私…汗)

 

『サンローラン』後半、脆くガラス細工のよう神経で、追い込まれ苦悩し狂気の世界に彷徨いかけるサンローランを繊細に演じるギャスパーが痛々しくて。わたしもぐったりしてきたとこでエンディング。エンディング、最高。

 

【サンローラン】女性を誰よりも美しく着飾らせられるデザイナーの性的嗜好が女性に向いていない不思議。ファッション控え目。仕事ぶりとプライベートをサラリと窺わせる巧みなカット。時系列シャッフル激しい終盤は何とも幻惑的だった。

 

サンローラン。なかなか衝撃的な映像もありつつ、やはり才能で生きていくっていうのは、見えないところで苦悩があるのですな…。勉強になりました。

 

『サンローラン』再見@渋谷シネパトス。画面から狂おしいほどの香りがする。レア・セドゥが踊り始め、ルイ・ガレルとギャスパー・ウリエル=イヴが遠くから互いに見つめ合うパーティーシーンの素晴らしさ。いやー、大好きです。傑作。

 

ボネロ監督「SAINT LAURENT/サンローラン」、財団公認版より好きだなー。艶やかで残酷で。イヴ・サンローランのミューズを演じたエイメリン・バラデ(ベティー)とレア・セドゥ(ルル)の美しいこと・・。

 

アーティストとしての孤独を表現したいんなら母親との関係は入れなくても良かったんじゃないって思うんだけど母親にすら理解されないことを示すことによってサンローランの異質さと才能を際立たせたかったのかなとも思う

 

【サンローラン】 YSLのロゴそのものの様な眼鏡顔と華奢な体格線のG.ウリエル。挟むJ.レニエ=ピエールとL.ガレル=ジャック。二人の男の対照的かつ圧倒的な存在感。特にL.ガレルは男色の香りを危ないくらい放っていて見事。

『キングスマン』にはパグ飼いさんが‼︎‼︎となるシーンあったけど、『SAINT LAURENT サンローラン』にはフレンチブル飼いさんが‼︎‼︎な場面あるんで、飼ってる人は要注意。

 

『サンローラン』観た。あぁ、あの表情…ベニスに死すだ…あの瞬間凄くこみ上げるものがあった。何故だか涙が止まらなくなった。

 

『SAINT LAURENT サンローラン』ベルトラン・ボネロ監督の「映画の中に美しいものしか置かない」的な信念が端々に表れてたような気がする。だからジャック・デ・バシェーを出してもカール・ラガーフェルドは出さない。不細工だから(ってのはカール本人もそう言ってたんだよ)。

 

『SAINT LAURENT サンローラン』ギャスパー・ウリエルは顔だけとってみるとそんなに似てないんだけど、時々その姿がびっくりするくらいサンローラン本人だった。あとヘルムート・バーガーはそりゃ容貌は変わってるんだけど、すごいルートヴィヒ2世が重なって見えたわ。

 

サンローラン、終始睡魔と闘ってた(笑)踊るレアちゃんは麗しかったよ。絶対許せないシーンがあってそのあと主人公がいくら苦悩しようが何しようが冷ややかな目で観てしまった、演技やと分かっててもむり

 

『SAINT LAURENT サンローラン』観た。これは普通の伝記映画じゃない。ある時期のサンローランの美学と美意識と美への希求(とその裏側にあるもの)をヴィスコンティ様式で描いたものだった。だからこそヘルムート・バーガーでドミニク・サンダなのか。

 

『SAINT LAURENT サンローラン』前のサンローラン映画『イヴ・サンローラン』を観ていたほうが時系列ははっきりするんだけど、あれが【公式】であるが故に避けた部分を描写している。どっちがどうとかではなくて、それぞれの立場で見方は変わるという見本のようだ。

 

サンローラン観た感想 イヴが光忠の真似してた 以上

 

映画『サンローラン』 ナイトクラブやファッションショーの色彩に 登場人物の色気に酔い痴れ 大胆な省略と回想に加え分割画面や鏡の多用により視点がぶれ倒錯的な世界を創り出しサンローランの心情に肉薄する 堕ちていくサンローランが周りの支えにより蘇り死亡デマを覆す最後の笑みに救われる

 

『サンローラン』紫煙、紫煙、紫煙。ドラッグに酒、それと男。革命の時代の斬新なモード、インモラルも艶やかに描きだす前半、昂奮。踊る女や男の隙間から目と目が絡み合う。ルイ・ガレルの妖しい眼差し、ギャスパー・ウリエルの潤んだ瞳。けしからん

 

『サンローラン』 ヴィスコンティのドイツ三部作は19世紀を描いた20世紀の映画だったが、ボネロの映画は20世紀を描いた21世紀の映画たろうとする。バーガー主演の『家族の肖像』内省的な人物のハイソな趣味が世代や場所を超えて他人と共有される一瞬をボネロは描きたいのではないか

 

『サンローラン』 上映時間のほとんどで成功後のイヴの退廃的な生活が描かれる。脈絡のない描写的なシーンを羅列するかなり尖った演出。セックス、酒、ドラッグ、気心の知れた友人、美男美女、従順なパタンナー。想像的なユートピア。ホモセックスのホモはホモソーシャルのホモと言いたいくらい

 

『SAINT LAURENT/サンローラン』美しい人たちばかりでその世界観から離れたくないと思える長丁場151分。どんなにインモラルであったとしても汚れては見えない。ギャスパー・ウリエルのYSL像は艶かしくて生々しく。ルイ・ガレルとのキスシーンにほんとドキドキした。

 

『サンローラン』じわじわきているな。観ている時は、正直期待したほどでは……と思っていたけど、あの凄い胸に来るラストで、やっぱり全編に絡め取られてしまった感覚に襲われ、思い返しては耽溺している。これって去年『トム・アット・ザ・ファーム』を観た時と全く一緒の症状だ!

 

サンローラン観た(^_^)/ギャスパーが…アッアッ、思ったよりウェイソイヤな感じで C'est tres bien~~~♡♡気まずい空気ありがとうε✞з一時停止したいとこいっぱい…!!

 

サンローランをスクリーンで見て、やはりスクリーンで映えるギャスパーの美しさ、匂い立つ色香が好きだなと思った。優しい甘い顔立ちなのにどこか冷たくて影があって。天使のように微笑みながら非道なセリフを吐くのが似合う。イヴの甘やかされた子どもみたいな残酷さがよく出てた。

 

『サンローラン』 過剰にものを飾る彼の部屋はノイシュヴァンシュタイン城。引用されるプルーストは19世紀文化の過剰な個人主義傾向の過剰性。Hバーガーの登場がボネロとヴィスコンティを結びつける。ルートヴィヒ2世という人はロックスターやポップアーティストの先駆けのような人だ

 

『サンローラン』 清々しいくらい退廃的なロクでもない映画。まず補助線としてアルジェ戦争がある。故郷の戦争はイヴにとって重要な原体験となるが、それ以後の人生を無味乾燥にしてしまう。戦争だけが映画の中で唯一現実的なもの、これだけが生身の感覚を思い出させる身体の危機だ

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「ラストのショーのこの為の布石だったのかと思って鳥肌が立った。」

まあ本当に今年は『サンローラン』を最後に燃え尽きたかな……と思ってたけどまだ『神様なんかくそくらえ』が残ってたか!って26日公開は年内鑑賞無理だよー!あと『フォースの覚醒』も年内に行けるかどうか。年間マイベスト出すタイミングめっちゃ難しい。

 

サンローランのさ、ラストのコレクションシーンは圧巻なのだが、あの画面割りはモンドリアンを彷彿としてしまうわけで、眩しいのに年代錯誤で違和感を覚えたなぁ。お話のなかでモンドリアンルックは過去のものって語られてたからかもしれないけど。代表作のオマージュなのかもしれんけど。

 

『サンローラン』にはドミニク・サンダも出ているとのこと。大好きです。現在67歳。ドミニク・サンダと言えば『暗殺の森』『ルー・ザロメ/善悪の彼岸』ですね(キッパリ)。前者はベルトルッチで後者はリリアーナ・カヴァーニ監督作品。

 

『サンローラン』 新作のお披露目を山場に据えた構成が彼の作品が他人に共有される価値あるものなのか子供の一人よがりなのかに焦点を置く。お金と時間があり余って命の危険がないので身体感覚が貧しくて頭でっかちで引きこもって好きなことをしてる。そういう人が優れたものをつくるかどうか、と

 

『サンローラン』151分何のそのこの上なく眼福♡ベルトラン・ボネロ監督の前作『メゾン ある娼館の記憶』がとても好み、同様に退廃的優雅さ華やかさ美しさが息苦しいほどに充満酔いしれた♡ギャスパー・ウリエル、ジェレミー・レニエ、レアちゃん、ルイ・ガレル若手豪華俳優陣揃い踏み!

 

「サンローランがどのように成功を収めたかということよりも、自分の成功とどのように付き合っていったか、そちらの方に重点を置いている。」

 

「SAINT LAURENT サンローラン」うーん。創作の深淵より栄光と享楽と堕落の中の観念模様ひたすら150分。そしてせっかくのトンネルの先の、マリア・カラスが歌い上げるハイライトでなぜその多分割。偽名のムッシュスワンはHバーガーを経ての、そういうオマージュなのかな

 

サンローラン、観てきたよ。公開初日なんて久しぶりー。ピエール・ニネよりも、ギャスパー・ウリエルの方が好きだった♡

 

『サンローラン』煩悩のままに語ると、いやもう眼福に継ぐ眼福。悩殺されましたよ。イヴとジャックが恋に落ちる時の長いまなざしのの行き来と交差、薬を口移しする時のねっとり感。それとはまた違ったベルジェとの“離れられない”運命共同体の楔と絆

 

『サンローラン』ニネ君のをみてサンローランの生涯を知ってたのが予習になりました。時代が飛んだり繰り返したりしてたので。ニネ君版はメゾン公認のクールなハイクオリティプロモ(いい意味で)、こっちは生々しく禍々しい濃厚な人生と時代の記録という感じ。

 

ファッションもアートも音楽もよくわかっていて,かつフランス語がかなりのレベルまでわかって,きっと初めて「サンローラン」がよくわかるのだと思いますの.でも,わからないわたしでも,耽美な画面には感動しましたわ.

 

サンローラン見てた。指定ついてるのになぜヌードをぼかすのか。わたしはぼかしが嫌いなんだよ違和感あって。お話淡々と長くて途中意識が散漫としてしまったなぁ…お衣装やアートコレクションは目を見張るし屈曲部で買い取りたいものばっかりだけど。

 

『イヴ・サンローラン』&『SAINT LAURENT/サンローラン』対比(個人的見解)。作品&演出は前者の方が好み。役者はどちらも素晴らしい。もし自分にセザール賞の投票権があったら大いに悩んでいたと思う。

『イヴ・サンローラン』は、まるでサンローラン財団公認で作られた参考資料だ、こっちの映画の予習用に。英雄でも寵児でも堕天使でも悲劇の人でもなく、その向こう側に彼はいる。

 

『SAINT LAURENT サンローラン』ドキュメンタリー含めると3本目のサンローラン映画。ぐっとインモラルでドラッグ酒セックスに堕ちていく。懐古シーンでH・バーガー。観念的な場面が多く好みでもないが、本人にフォーカスしており危うい魅力はギャスパー・ウリエルが勝る。

 

『SAINT LAURENT/サンローラン』に『危険なプロット』のエルンスト・ウンハウアーがほんの少し出ていたのだけど、その登場場面に唸らされた。あの「彼」と対比させる演出が巧い。

 

観るまでレアの出番時間の観点から、サンローランは1回観たら良いかなぁだったけど、出番は多いし内容もその煌びやかさ、深さ、浅はかさ、優しさ……に感情揺さぶられて、今静かに興奮してる。何度も何度も観たい。

 

『サンローラン』 クラブのシーンはものすごく感動的だ。冒頭でイヴがモデルを口説くとき、踊るモデルとイヴが同じ言葉を何度も繰り返すシーンは涙が出そうになる。また愛人バシャールと出逢うときの視線の交感はその感動を反復する。まるで両思いの一組の子どものように幼い親愛さを見る

 

ギャスパー・ウリエルの正面からの全裸フルフロンタルは彫像のような美しさがあるというのに、そこへモザイクを入れる映倫のセンスの無さ!「芸術」を描く作品にモザイクは不要だと強く感じた。<『SAINT LAURENT/サンローラン』。

 

『SAINT LAURENT/サンローラン』鑑賞。「美しい」それだけで罪、それだけで才能。ベルトラン・ボネロ監督の日本公開前作『メゾン ある娼館の記憶』の時にも感じたけど、彼の演出は行間を読み取るのが難しい。抽象的な描き方で本質が見えてこない感覚あり。

 

『サンローラン』凄く美しい映画だった。しばらくは思い出すだけで涙が浮かぶだろうな、素晴らしかった!

 

『サンローラン』鏡に映る自分の像、分割された画面。美の傍らで自分が自分でいられる境目。やがて指揮するように、撫でるように、そのゆるやかな手の動きの中で思う人生の瞬間。それはどんな時も美を求め、見つめ続けた自分自身を肯定し、祝福するようだった。途方もなく美しい。

 

『サンローラン』 ユートピアと戦争の間にお金の世界がある。ベルジェは父親のような存在としてユートピアと外界のバランスを保ち会社組織を拡大維持する。イヴが交渉や競争にさらされることはない。戦争は記録映像によって、お金は言葉の洪水によって、そしてユートピアは言葉を使わずに描かれる

 

『サンローラン』何度か出てくる画面分割、わたしはその意味を図りかねたのだけど、ラストのショーのこの為の布石だったのかと思って鳥肌が立った。時系列も弄られ、遂には現在と過去が入り混じり、あの最高のラストシーンとなった。死んだ筈の彼はベルジェの傍で艶然と微笑んでいる。作りが上手いわ。

 

『サンローラン』を観る。喧騒と絢爛、フォーカスはぶれ、常に鏡に姿を映されながら、ひとりの人生がトリッキーな画面から実像へと結びついていく。彼を語る上で重要なセクシュアリティのむき出しに目を瞠り、同時に陶酔する。蛇と犬の対比を見るべし


●キャスト●

 

イヴ・サンローラン ギャスパー・ウリエル
ピエール・ベルジュ ジェレミー・レニエ
ジャック・ド・バシャール ルイ・ガレル
ルル・ドゥ・ラファレーズ レア・セドゥ
1989年のイヴ・サンローラン ヘルムート・バーガー
アニー・マリー・ムニョス アミラ・カサール
ベティー・カトル エイミリン・バラデ
ムッシュ・ジャン・ピエール ミシャ・レスコー
ドゥーザー夫人 ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ
ルネ ヴァレリー・ドンゼッリ
タリタ ジャスミン・トリンカ
リュシエンヌ ドミニク・サンダ

 

●スタッフ●

 

監督 ベルトラン・ボネロ
字幕 松浦美奈

 

●その他●

 

 

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